Jeisonの独り言

参議院選挙を前にして思うこと(2)

2016年7月9日

明日は投票日なので念のため、投票方法を改めて確認していました。
何しろ初めてですからね、せっかく行ったのに無効票になるのは勿体ないですから。

しかしつくづく思うのは全国比例区という謎の枠です。
政党名を書いてその政党の票になるのはまだ分かります。
候補者名を書けばその候補者の票になるのも分かります。
しかし参議院の全国比例では候補者名を書くとその候補者の所属する政党にも一票入れたことになるのです。
こんな不可解な選挙制度はありません。
自民党~共産党まで政党が甘い汁を吸えるようになっているのです。

そもそも参議院とは政権に対する監視機能を持ち、広く多様な意見を政策に反映させる場所です。
どの党に政権を取らせるか問うための場所でもなく、国民の総意を問う場所でもありません。
安倍総理は会見で今回の参議院選挙を通じて民意を問いたいと述べました。
民意を問うのは本来衆議院選挙の役割のはずです。
参議院選挙を衆議院選挙と同じく政党色を濃くしてはもはや参議院の存在価値はありません。
衆議院のコピーになってしまいます。

参議院には解散がありません。
故に参議院議員は選挙のことを考えずにじっくりと腰を据えて仕事をすることができます。
だからこそ参議院を「良識の府」と呼ぶ人もいます。
しかしこれは諸刃の剣でもあり、国民は一度選んだ議員を6年経たないと落とすことができないのです。
前に日本の選挙は委任状態になっていると言いましたが、たった一度の選挙で6年間も委任することになるのです。
つまり6年間委任しても大丈夫だと思う「人物」を選ばないといけません。
しかしこれが全国比例になってしまうと人物重視ではなく政党重視の争いになってしまうのです。
(あろうことか野党統一候補まで出る始末)
衆議院選挙では政党同士で政策を大いに戦わせればよいのです。
参議院選挙でもそれをするなら一体何のために参議院はあるのか。
私は参議院の全国比例区の存在を疑問に思っていますが、政党有利なこの制度を政党の人間が変えるわけがないですよね。

というわけで半ば諦めの気持ちを持ちつつ明日初めての国政選挙に行って参ります。