今宵

389高梁張◆9.ijbikcaI
2019-08-06 15:49:27
ID:QZ2XH/jY(sage)

https://www.innopm.com/blog/2016/05/17/105675/

3.論理の飛躍に注意!ロジカルシンキングでの落とし穴

情報が間違っていた、観察結果から導いた結論が適切でなかった以外にも注意すべき点はいくつかあり、「論理の飛躍」などが挙げられます。

演繹法は細かく展開すると冗長になってしまうため、省略が不可欠ではありますが、省略しすぎてしまうと論理の飛躍が生じます。

例えば、以下の例はどうでしょうか。

「日本の女性は若さへの執着心がひときわ強い」
「豚肉に多く含まれるコラーゲンには老化防止効果がある」
「日本の牛肉産業は将来衰退するだろう」・・論理の飛躍(演繹法)
仮に最初の二つの前提が正しくても、そこから導き出される結論は「日本の女性は豚肉を好むだろう」という程度で、途中が省略されており、例の結論とは大きな隔たりがあります。

観察事項を加えて、「豚肉の需要が大きく伸びる可能性がある」、「肉の消費量自体は大きく変わらない」→「牛肉に対する国内需要は減るだろう」として、さらに「国産牛肉は高価で国内以外に需要はない」、「牛肉に対する国内需要は減るだろう」→「日本の牛肉産業は将来衰退するだろう」と説明すれば筋が通った話になります。

しかし、「肉の消費量自体は大きく変わらない」、「国産牛肉は高価で国内以外に需要はない」といった前提について検討の余地があります。

論理が飛躍している部分を検証していくと、この例のように客観的に必ずしも正しいとは言い難く、説得力のない論理が見つかることもあります。

話を聞いていて、疑問を抱いた時や自分の論理が飛躍してないか確かめるには、論理展開を「なぜそうなるのか」と尋ねるつもりで解明していくと、このような問題は解決できます。

名前:

メール欄:

内容:


文字色

File: