いつも綺麗だった。色褪せてない、言葉が美しく清廉で透きとおってみえる、風の音というワンフレーズに、わたしを捕らえてしまうほど、わたしにとってあなたは美しく気高くみえたの。恋文は誰にも見えないところで焼かれるのが筋だわ。