3月30日
雪国の二階の小部屋で膝を抱えていた。目の前の赤々としたストーブに、抜けた髪の毛を焼べると細い煙と蛋白質を焦がす匂い。春の懐古3年前。
拝啓わたし、あの頃は考える時間悩む時間言葉にする時間が山ほどあった。ひとは一方通行で積み重なるのではなかった、私が生きている今は重く透明で軽やか。
あの子の影がもうまぶたに浮かばない、昨日のようだったはずが、いつの間にか一緒くたになって、そして今年一年は、勿体ないぐらいに駆け抜けたわ。
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カーテンの向こうは冷えてるな。いちばんつまらん人間のままよ私が。伝わることなんてないんだろう、いや、内容は変わりません
それでも押し流す。時間ごとどこへいっちゃったんや。あの頃の私とかどんな子だったかしら、ブックマークもいらない。
まぁ暇だから構ってみるとここに書き込むためにわざわ名前打ち込んで場合によっちゃIDも変えて夜中にクリックしてる生物がいると思うと涙がでるほど笑えてくるものですよ、どうにでもなれよ
色々あったけど別にざまみろとか思わなかったし心から同情できるんだから当時のことは私の糧になったと思うし今があるからでもあるんだろね、びっくりするぐらい美しい花吹雪の中で歩いてく背中がとても小さく見えた