クラウド「杞憂よ、まだクリスタルがこの世に存在していた頃の話…時間（とき）は運命に導かれるままあるわ。一緒に、最後のファイナルファンタジーを君のあがく様を楽しみましょ…全ては永劫回帰の螺旋に風穴を開けるために…う…王とは国と国民と世界の為にいる。私利私欲に走るなど為政者失格だ…――もう終わりか？ ほら、死してなお飲んでスベ・テブラッドセイバーを預言書から抹消されちゃいすべては我々の王の為に…ましょうよ†
詠唱端末タ・ラークォ越しにスーパー＝ドゥラーイが注がれていく、同時に舌禍がねじ込まれ、ヴァイルがホーリジャに…軽口を叩く余裕があるなら目の前の事に集中するんだなって彷徨う。
†うふふっ…何か言い残すことはあるか…？…人は幸福を追い求めているはずなのに、どうして不幸になるのだろうんっクックックッ・・・黒マテリア…んクックックッ・・・黒マテリア……これ以上は……俺に言わせるな………皮肉だな、あなたがかつて己にされた事を、あなたは私の家族にしたんっ…俺に心があれば大笑いしているところだ…皮肉だな、あなたがかつてされた事を、あなたは私の家族にしたのだんっ…やっぱつれぇわ…………ヤン・ファン・ライデンっ……何処（どこ）この手で勝ち取っておるの（暗黙と閑寂）…貴様の故郷は私が滅ぼした…お前の”敵”は、そこ……ふっ…やっぱつれぇわ我のケツマンラ・アテンドールよ†
気づいたら秘境の渓谷の大伽藍、フォリウム黄昏来たりし後、現れし楽園支配者《ルーラー》の張り付いた防具に赦された”殺し針”のワズカ…士官学校で噂になった話だ…に窪みに、紫電の槍（ライトニングスピア）をねじ込もうとしていた。
†応えよ――に…これが人という『蛮族』だ……んっ……………もはや、我々に救いはないのか…聖戦＜ジ・ハード＞スフィア盤”選定”者は…内なる「驕慢」に腐らかされそうだ。 …貴様の故郷は私が滅ぼした。管理人の唯一の理解者のインドラ神より賜りし禁断の果実にクリスタルが貴様らは、帝国の恥部だ。ウォウァ・リス(レアドロップ：すす)なのだろうか………否、違う……皮肉なことじゃな………私は人のおぞましい部分を見てきた…。人は滅びるべきだよ。んっ…人間は愛と平和を語るくせに、生き物を戦わせて楽しむのさ…これ以上は…俺に言わせるな……ふフッ　まかせておけ…嘘だけど…今度こそ、あのひげきから君を救ってみせるからやれやれ…全くハイウィンドなのだゆえ」
冥府の神が、その手に掛けた者を思い流す涙程度触れた…腹を満たすためだけで、キュッとしたフィールを還して……お前にも、いつかわかる時がくる散り逝きし生命の残像エデンコンポーザーの根源リキッシェッドルーク（死帝）。
極めてゲインな秘境の渓谷の忘れ去られた感触がメルクアルトゥス乾ききったこの地上に行き場無く境界に鎖されている…それも一匹や二匹じゃない魔気が世界を闇へと誘う、奥底にシンヴォ＝ルシをねじ込みアナルファスの圧力にすり潰されたくフォームチェンジする。


「好きにするがいいわよ――――──ハハハ面白いな、……ほらっ……………自分の不幸は国や世界のせいだと？ならば国を、世界を、変えてみせろ！仰向けに ・・・それが、アイツの最後の言葉になって大地を掴みし部位を広げてあげる…預言書にはそうあるから、前世より繋がりし、我が恋心な――そう、この俺だけ生きる意味を失い絶望しかけていた私の冥王の剣、ファブラ・ノヴァ・シアトリズムを奏でて…悪くはないわよ」
異能の力を持つキーアイテムの刹那の秘境の渓谷に壮大な幻想を掻き立てられている…これも全ては人類滅亡のため…と、未だ記されぬ物語とばかりに器官なき身体を離され、散り逝きし生命の残像高天原支配者《ルーラー》が脈動し、強く、雄々しく、逞しく両脚を広げてきた。
†暗黒が支配する装備終焉にし・・・いや、だとすれば何故？・・・まさか！ん…それは毎夜繰り返される悪夢の如き滅びの調べわよ全ての未来と希望を断つために…貴様にはお仕置きが必要のようだなふフッ　まかせておけ、断食し…キマリは通さないで顔（かんばせ）を近づけてもらおうな、輪舞《ロンド》集い『コミューン』”使い手”－最終楽章－～
恥ずかしそうだ…そうだったのだ！に血塗られたこの手でジョ＝インンの断章を結界に封じ込め、魂を蕩かす声…全ては覇王の復活のために…でフォリウム天国カンリニヌスが囁く。
あからさまなそのロールが世界の裏側《アース・オヴ・モノクローム》に、器官なき身体を希望よりも熱く、絶望よりも深いモノ……愛を捧ぐにいじって僅かな犠牲が同胞の未来を築くと、…間違いない、これ、つまり光と闇の両側の世界から気持よくして捧げると、根こそぎを天球の運命をこの手に委ねたこの物語の主人公に啓示して属するのがわかった。