葉っぱ天国で規制された男の独り言

904葉っぱ天国で規制された男
2018-11-07 18:53:02
ID:MtePKIo.

環奈「ねぇ、葉っぱ天国で規制された男くん、どうしたの?こんなとこに呼び出したりして」
葉っぱ天国で規制された男「大したことじゃないよ、環奈。少し話がしたいんだ」
環奈「そうなんだ。何の話?」
葉っぱ天国で規制された男「実はね、僕は今までずっと、ある違法サイトで書き込みをしてきたんだ」
環奈「えっ…違法サイトって」
葉っぱ天国で規制された男「違法だけど違法じゃないんだ」
環奈「え?」
葉っぱ天国で規制された男「ようは社会に知られていないってことさ。公の場でサイトの名前が出されることがないんだ」
環奈「バレなきゃ犯罪じゃないってこと?」
葉っぱ天国で規制された男「そうだね。バレるのも時間の問題だけどね」
環奈「ふーん…で…?」
葉っぱ天国で規制された男「それでね、僕がそこでした書き込みというのが、まあ、いわば目録なんだけど」
環奈「目録って?」
葉っぱ天国で規制された男「日記みたいなものだよ。独り言に近いとも言えるね」
環奈「日記を書くサイトなんだ。そこが違法って、なんでだろう」
葉っぱ天国で規制された男「日記なんだけど、書いてある内容がかなり酷くてね。見た人が気分を悪くするような類のものが少なくない」
環奈「へぇ」
葉っぱ天国で規制された男「中には法に抵触ないし完全に違法な書き込みも散見される。誹謗中傷のレベルじゃない」
環奈「酷いね」
葉っぱ天国で規制された男「でも、表向きには大手掲示板の避難所として振る舞っているから、危険なサイトだとは気付けないんだ」
環奈「そんなとこに書き込んじゃダメでしょ」
葉っぱ天国で規制された男「普通はね、でも僕は違う。僕は選ばれた者だから。神という名の管理人、いや、管理人という名の神に、僕は選ばれたんだよ。僕の名は葉っぱ天国で規制された男。そう、世界を司る力、数多の星辰を統べ、宇宙の果てを見、全時空を縦横無尽に」
環奈「おい」
葉っぱ天国で規制された男「ごめん、話を逸らしてしまったね。まあ、ワケありでね。最初は友人の手伝いだったんだけど、まあ、話せば長くなる」
環奈「あっそ」
葉っぱ天国で規制された男「…冷たいね」
環奈「続けて」
葉っぱ天国で規制された男「うん」
葉っぱ天国で規制された男「…でね、問題は、そのサイト自体というより、そのサイトを含めた広いコミュニティを救えないということなんだ」
環奈「んー、悪いけど話が入ってこないかな」
葉っぱ天国で規制された男「説明が下手ですまない。どうも苦手でね。図形にして説明した方が分かりやすいかなあ」
環奈「はい、iPad」
葉っぱ天国で規制された男「ありがとう。どこからいこうか…。そうだな、事の発端から説明しよう」

名前:

メール欄:

内容:


文字色

File: