葉っぱ天国で規制された男の独り言

908葉っぱ天国で規制された男
2018-11-07 22:56:53
ID:MtePKIo.

葉っぱ天国で規制された男「言うほど長くないね」
環奈「せやな」
葉っぱ天国で規制された男「ジェイソンの日記からだったね。

「辛うじて聞き取れた範囲で記すと、『ヨーダ…』『んことを…』『タックスむばらい消えろ(?)』をというようなことだった。
彼は板チョコの食べ過ぎで少々気分が悪いようだった。なんだか、こちらにまで負のオーラが伝播してきそうだった。

アウシュヴィッツが先に口を開いた。
『じゃあまず、要件を教えてくれるかな』
『なんだい、その言い回し』
『ゴルゴ114514』
『えぇ…(困惑)』
『あくしろよ』
『単刀直入に聞こう。【ボケットモンスター化】というのを知ってるかい』
『もちのろん』
『どのくらい?』
『いっぱい』
『具体的に頼むよ〜』
『キャ…』
『メタいのは無しで』
『2013年に日本の東北大学の加宮鴻(かみや ひろし)教授が提唱した概念で、端的に言えば【ゲームをやりまくって頭が悪くなること】だね』
『そんなの園児でも知ってるよ』
『園児は言いすぎ。小学校高学年の科学が好きな子くらいだら(三河弁)。まあいい、【ボケットモンスター化】は1か2世紀くらいの潜伏期間を経て発言する(言論の自由)発現する悪性の精神汚染で、通常生涯に渡り快癒しません。感染者は潜伏期間は健常者と見分けがつかず、社会に溶け込んでいます。ゲーム、アニメなどサブカルチャーを好みやすいという傾向がありますが、一概に感染の可能性が高いとは言えません。発現時期は個人差が大きいですが、概ね思春期に当たる12〜17歳頃が多数を占めます。思春期以外では更年期や育児、受験などでストレス、フラストレーションが溜まり、情緒不安定になりやすい状況下でも発現確率が比較的高いことが判明しています。発現後は大まかに3つの進行度に分類されます。
レベル1:友人や家族に愚痴や暴言を吐く。態度、素行に問題が発生する。
レベル2:家から出ない、または家に戻らなくなる。SNS上で愚痴・暴言を繰り返す。
レベル3:掲示板で規制をかけられ、しかたなく避難所で愚痴・暴言を吐くようになる。独り言板で他人と会話するフリをする。現実世界ではなく、避難所が本当の現実世界だと思うようになる』
『よし、そんなところでいいよ』
『キラキラネームを固定ハンドルネームにして、可愛い子ぶる。大量に書き込みを行い、いちいちパートを記入し、ベテランアピ?をする。矢印で予防線を張った気になり、謙虚を装うため小文字』
『あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!』
『ジェイソン・ヴィズ・ファッキンガムくん、ど、どうしたんだいきなり大声出して』
『かき消したナリ』
『すまない、喋りすぎたね』
『いや、ありがとうアウシュ。またね』
某日某所にて」
環奈「おぅふ」
葉っぱ天国で規制された男「疲れたね」
環奈「お茶でもしよっか」
葉っぱ天国で規制された男「そだね〜」
環奈「古い」


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