••ω••もすの巣•ω•Ω• part42

556もす◆nLjURvYDYs
2020-08-06 12:39:23
ID:.cry81Mc

隆子と貴美が中でいる中、外では円盤。その上に、人が乗っていた。茶髪の男と黒髪で角刈りの男の二人組だった。
「おいおいおいおい、なんやこれ。めっちゃ臭うぞ」
「UFOちゃう?なんかそれっぽいし、へへへ(それにしては臭いけど)」
茶髪の男の発言に角刈りの男は未確認飛行物体の可能性があると指摘した。
「UFO?もしかしてめっちゃ臭い宇宙人とかおるんちゃうけ?もし発見したら俺らむっさ有名人やで」
「同時に俺らこの臭いで腐ってしまうで、ハハハッ!」
「うぃーーーーー!!」
二人の不良は盛り上がる。そんな中、UFOの内部にいた隆子と貴美は戸惑っていた。
「(どうしよう、このままじゃ全員臭いで死ぬ!ほんとどうしよう)」
「何とかできないんすか?(この臭い)」
隆子が梨乃に問いかけた。
「できマス」
そう言うと梨乃はすぐさま操縦席に座り、装置らしきものを触り始めた。
「臭!!!」
隆子が思わず鼻をつまむ。
「そこに座席がありマス。急いで座ってくだサイ!そしてベルタ―も」
「くっさ!!!!ベルタ―?」
「ベルトの事じゃないすか?それにしても臭いですね」
すると二人は座席に座り、そしてベルトも締めた瞬間、ガクンっとなり、浮き上がった。外にいた二人組の不良も振り落とされてしまい、「あだっ!」「いでっ!」と声を上げる。どんどん浮いていき、そしてビューン!と高速飛行した。
「どこへ向かうつもりなんだろう(臭いから早く降ろしてほしい)」
貴美の発言に隆子は「さあ・・・とりあえず臭いをどうにかしてほしいよね」と返事する。
「お二方、家はどちらデスカ?」
「え?(…臭!!!!!!)」
「さっき行きすぎました」
「あ、そうデスカ」
「(臭すぎるからあまり喋らせるな!!!!!!)」
梨乃は逆方向へUターンする。
「着きまシタ」
「くっせぇ!!!!!」
隆子と貴美は臭いで死にかけていた。
早速降りてみると紛れもなく家の近くだった。
「なんでわかったんすか?」
「実はでスネ、ワタシの愛機には特殊なAIがございましネ、本人の顔を判断し、特定できるんデス」
(ええええええ・・・やっぱり臭い)
二人は愕然した。
「あの、お名前は?」
「梨乃デス、ではマタ」
梨乃はUFOに乗り、どんどん浮き上がり、そして高速飛行しだす。跡形もなく消えていった。
「いやいや、特定って・・・怖くない!?」
「まぁ、怖いっちゃ怖いっすけど・・・大丈夫なんじゃないすか?」
「えぇ・・・、何がよ。あいつ臭いもヤバいしよー。後、あたしもう自宅に帰るね」
「あ、おやすみ」
貴美は自宅へ帰った。隆子も早速自宅に戻る。
(梨乃か・・・。臭い名前だね)
隆子は梨乃の名前を評価した。

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