―＜レーザーでインフラを救うか＞―――――――――――――――――――――――――――――――――

静岡県富士市のトヨコーと、光産業創成大学院大学が、
高エネルギーのレーザーを使って錆を落とす技術を開発した。

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こちら、金属にレーザーを当てる事によって錆や塗装が剥されており、
またレーザーが金属に当たることによって金属自体が錆びにくく変化しますので錆を抑制する効果もあります。
これまでは、高速で砂粒などを当てて塗装や錆などが取られていましたが、このレーザー光を使いますと
簡単に塗装や錆が取れるだけではなく、ゴミが出にくいため環境にも優しいとされています。
現在、日本には７０万以上の橋が存在しており、２０２３年には約２０万の橋でメンテナンスが必要とされると
なっています。今後、こういった新たな技術を使ってメンテナンスを行って行かなければ
日本のインフラを維持していくのはかなり難しくなるんじゃないかと思われます。
従来の方法だと、錆を取って塗装し直しても、直ぐに錆びてしまうので錆とのイタチごっこになっていたんですが、
このレーザー光を使った方法であれば錆はかなり抑制できると思われます。
また、このレーザーでの錆取り自体は昔からあるんですが、今回開発されたレーザーの発射機は、
約３kmという重さで、かなり軽くなっています。

こういったレーザーによる錆取り、今は日本のインフラである橋に対して使おうという事で盛り上がっていますが、
錆取りや塗装剥がしであれば他の産業でも使えるんじゃないかと思います。
先日、日本の労働生産性が低いという調査結果も出てしまっています。
この新しい錆取り技術によって、日本全体の生産性が上がり、またインフラが守られれば、
国民の生活を守ることにも繋がりますので日本政府には是非ともこういった新たな技術を使った企業・設備投資に
対して導入支援を行うように御願い致します。