規制されたので【最終章】

639、《短小tinko》
2019-01-26 22:25:46
ID:Vqb978Xg

【造化三神】
【有る様で無い、天地開闢の神様】
宇宙に突如として現れた神様、アメノミナカヌシ。
それに続く様にタカミムスビ、カミムスビが現れる。
これを造化三神と呼ぶ。
この三神は姿がなく、そこにいる【空】の状態。
仏教では最後に行き着くところはこの空と言われている。
また、男女の区別がない独神でもある。
最初に生まれたアメノミナカヌシはありとあらゆる全ての中心。
この中心から外へ向かう様にタカミムスビとカミムズビが存在する。
つまり、うちに引き戻す力と外へ反発する力のバランスが整った時、この世が生まれた。この世は陰と陽のバランスで整っている。進む力と止める力。アクセルとブレーキと同じである。
スピードはいくらでも出るが、それに伴うブレーキがなければ崩壊する。
これは、平和と繁栄に例えられる。このバランスを無視して、己の利益だけを追求すると、必ず歪みが生まれる。
その歪みはやがて、大きな力を持ち、破壊へと進む。
その力を人は【大いなる力】と呼ぶ。
【有る様で無いもの】まさにこの大いなる力こそ、アメノミナカヌシとタカミムスビ、カミムズビの事である。
また、アメノミナカヌシは天の中心の主と書く。
さらに、タカミムスビとカミムズビの【ムス】に【コ】をつけると男になり、【メ】を付けると女になる。
また【ムス】を漢字で書くと【生す】とも書く。
生すとは【子を養い育てること】とある。
これは我が国国歌、君が代のなかにも【苔のむすまで】とある様に、我が国には養い育てることを中心に置いている。
これは三大神勅のひとつである【斎庭稲穂の神勅】でも同じことが書かれている。
ニニギが天孫降臨する際、アマテラスから稲穂を渡され『この稲穂を育て国を統治しなさい。決して民を飢えさせる様なことをしてはならない』と…
農耕民族だった我が国は常に育てることを中心に据えていた。
林業を営む方々なら分かる。
今伐採している木は、祖先からの頂き物である。その祖先への感謝を込めて頂く。そして今植えている木が、私達から未来への贈り物となるのである。
そして、同じ様に子孫の為に資産を残す。
これが未来のために生きる姿なのである。
人の器は次の中から選ぶことが出来る。
目先の為、自分の為、家族の為、仲間の為、組織の為、地域の為、国家の為、世界の為、人類の為、未来の為。
自分は何の為に命を燃やしているのか?
それによってその人の器が決まる。
育てるとは何の為にあるのか?
自分の為なのか?
それとも未来の為なのか?
天地開闢の神。
アメノミナカヌシとタカミムスビ、カミムスビ。
そこに【有るが無い】
しかし、私たちは大いなる力によって生かされている。
当たり前の様に有るものが突然なくなれば人は狼狽えるものである。
この当たり前に感謝する。
そして、この当たり前を守り抜く。
これこそが最も上級の徳とも言える。

https://m.youtube.com/watch?v=b3jAf3YYKiQ&time_continue=266

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