言うだけ言って机上の空論で完結してしまう「評論家」は確かによろしくない。
しかし、言葉で示すことそのものが悪いわけではない。一般に、有言実行はよしとされる風潮にある。
だが、不言実行という言葉も存在し、この概念が注目を浴びる機会は少ないけれども、こちらも評価をされやすい。
論題作ったんでどうすか。
有言実行派VS不言実行派で論争を取り行おうじゃないかという提案だよ。
君(またはその他雑魚)が有利そうな方を選びたいと言うのなら僕はどちらの立場に回って論じてやってもいいが。
>>5 どちらがふさわしいかってことか、いい論題かもね。どういう対象かも限定しといたほうがいいよ。
すべてのシーンにおいて一貫したスタイルを取るとしたらどうだろうか。もちろん、特定のシーンにおいてはこちらよりあちらが、あちらよりこちらがなどということも懸念されるけど、総合的に評価すれば問題ない。
すべてのシーンにおいてなら、有言実行のほうがいいだろう。
不言実行されたら、甚大な不利益を被る場合がある。
言葉にした分、不言実行よりも責任が生じる。だから、失敗したときの危険性もあるのが有言実行。
一方、実行しなくても誰にも責め立てられないのが不言実行。
自分の言葉で表現するならどちらかと言えば有言実行のほうが甚大な不利益とやらを被りそうだが、君の言う甚大な不利益って何?
断りを入れたからといって了解を得られるかどうかは別であり、宣言ひとつで法を抵触していいのかともっと咎められかねない。例外的に了解を得ることができるとしても、それも法律の正当性を上回る妥当性を押し通せた場合のみ。この場合は総合的に見て甚大な不利益を被るのは有言実行だ。
続きどうぞ。
E「例外的に了解を得ることができるとしても、それも法律の正当性を上回る妥当性を押し通せた場合のみ」
はい?「のみ」?
1911年のモナリザ盗難事件とその動機を知っているかな。愛国心をもとに法規を破るというケースはしばし存在するが、マクロな視点ですべての犯罪が解決するわけではない。ときには当事者目線のことも考え、ミクロな視点でも判断しなければならない。
いくら言ってもわからないタイプ?(笑)
断りを入れたからといって了解を得られるかどうかは別であり、宣言ひとつで法を抵触していいのかともっと咎められかねない。
もっと咎められかねないんだよ。多くの場合においてね。
総合的にみて有言実行か不言実行かを犯罪行為について考える。
了解を得られる場面が存在することから、総合的にみて有言実行。
不言実行は有言実行で了解を得られる場面でも犯罪になってるわけだから。
なんか犯罪者かっけーみたいな思想してそう。
了解を得たときに発生するメリットのひとつひとつは大きいが、それは極端に「少ない」。
それに対し、了解を得られないまま犯罪を犯し、言い訳がひどいと罰を上乗せさせられるデメリットは決して小さくない上に、非常に「多い」。チェックメイトですかね。