道端にカラスの死骸が落ちているのを見て「あぁ、コイツは車にはねられたんだな」と判断する人がいること自体は不自然でも何でもないと思うよ
ただ、もう少し視野を広げてみるならば
「カラスが交通事故で死ぬ可能性が高い」のは間違いなく道路付近だけど
カラスの死因って、交通事故だけではなく病気や衰弱とか他にも色々あるわけ
空を飛んでいたカラスが、例えば心臓発作を起こして死亡し、たまたま路肩に落ちる可能性は
「道路密度の高い都心部」と「道路密度の低い山間部」ではどちらが高いだろうか
前者だよね
ほとんど道路がない山だらけの場所において路肩にカラスの死骸があったら、事故死したという判断の説得力はより高くなる
山でもなく畑でもなく、よりによって路肩に落ちてたんだ、たぶん事故死したんだろう、と俺なら思う
逆に、そこらじゅう道路だらけの都心部だと、何らかの原因で死んだカラスが路肩に落ちがちでしょ
事故にあったのかもしれないけど、他の原因で死んだカラスがたまたま路肩に落ちたのかもしれない、と俺なら思う
俺に備わっている「考え方の癖」としてはこんな感じだよ