再びアミガが現れた。しかしアミガは以前ほど語らなかった。何やら、これから数日の間に良からぬことが起こるとのことだったが果たしてそれがどういった規模なのかは解らない。私は様々なものを想像してしまった。迷い人が山で息絶える光景多くの人々が我先にと逃げ惑い死んでゆく光景民衆が目先の滅亡に気づかず、悠長に過ごす光景または私自身の破滅。何であろうと、私はそれを食い止める力もない。