東京・葛飾区で4月9日、61歳の男性が死亡した住宅火災で、関与が疑われる弟が、自宅を燃やそうとした疑いで逮捕された。
長尾伸二容疑者(58)は、神奈川・川崎市麻生区の自宅の玄関に発火装置を仕掛けたうえ、ガスを充満させたり、ガソリンの入った携行缶を置いて、燃やそうとした疑いが持たれている。
長尾容疑者は、9日、東京・葛飾区で起きた住宅火災の参考人として調べられている際に、自宅の発火装置について話し始め、団地に住むおよそ210世帯が避難する騒ぎになった。
近所の人は「いい人ですよ。近所づきあいもして、いつもあいさつして」と話した。
葛飾区の火事では、住人で、ほぼ寝たきりの状態だった、長尾容疑者の兄・豊さん(61)がベッドで死亡しているのが見つかり、長尾容疑者は、関与を認めている。
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