親方の気持ち一つで珍名が付けられてしまう。
先日、式秀部屋に入門した新弟子（17）に「育盛（そだちざかり）」とつけられた。
また同部屋にはウルトラマンタロウにちなんだ序二段・宇瑠虎（25）も所属している。
過去にはさらにDQNとも言われかねないしこ名の力士が存在している。
平成時代では、「大魔王 暁志」（だいまおう さとし、芝田山部屋）という力士もいる。
とはいえこんな名前を付けたのは親方の優しさから。
本人が気弱だったため、このように改名させたらしい。
一番すごい名前が並ぶのは明治期。
「馬鹿の勇介」（ばかの ゆうすけ）なんてただの悪口にしか思えないものや、
「自動車」（じどうしゃ）、「文明開化」（ぶんめいかいか）、「電気燈」（でんきとう）なんてただの流行りものをつけただけのもの。
とはいえお相撲さんも実力以外にも人気も必要な商売だ。
それだけに親方が珍名をつけたのも、我が弟子に注目が集まるようにという親心なのだ。
http://mogumogunews.com/2014/07/topic_7359/