AIのべりすと実験スレッド

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171名無しさん
2023-06-20 17:35:42
ID:XXGodKbc

吹雪「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」

ハッシー「お前は全裸で開脚してろ!」

三島由紀夫「全裸で開脚だと!? くっ・・・ 長男だから射精に耐えた。次男だったら耐えられなかった・・・・」
三島由紀夫「いくぞ!全集中…スレHの呼吸、參の型」
 
 
三島由紀夫『立ちバック!!』
 
 
吹雪「俺より天使の方が適任やろ(色んな意味で)」

三島由紀夫「まだまだあッ!!!」
三島由紀夫「全集中!射精の呼吸!!十一の型ァ!!!」

三島由紀夫『子宮貫通ゥゥ!!!!!!!』

ビュク!ビューッビューッ!ピュッピュッピュッ。
ビュクッビュルルッ!!!
ビクンッ!ピュッ!ドロッ・・・ドロッ
(ここから絞り出し)ドロ・ドロ・ドロ
(パンツ履いて)ドロッ・・
(あーやっちゃった・・・)

ビクン...トロォ...

ボトッボトッ

ドピーッ!(勝った…のか?)

吹雪「はじめて射精したときビクンビクンが止まらなくて死ぬかと思った」

にわとりザウルス@幸之助「なぁ、俺が所持してた“論理のエクスカリバー”ってどこにあるか知ってっか? ア“ァ“ 此処に落としてたようだな.....クッ...‼︎」

サビぬき。「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」

172名無しさん
2023-06-20 17:36:40
ID:XXGodKbc

「そもそも、今は何時代なのか?」
「西暦2400年くらい?」
「未来に飛ばされたのか?」
「そうかも」
「はぁ……」
「はぁ……」
「もう、言葉で書かれたことと、現実に体験していることの違いがわからない」
「これから、どうなるんだろうな?さらに四百年先とか」
「どうにもならない」
「確かにな」
「はぁ……」
「はぁ……」
「ところで、さっきからずっと思ってたんだが」
「何だ?」
「お前誰だよ」
  
(FIN)

173名無しさん
2023-06-20 17:42:43
ID:XXGodKbc

今回、AIのべりすとのみで書いてみましたが、いろいろ設定を変えてもAIのべりすとがスレッドの書き込みをガン無視するのには驚きました。
結果として、かなりシュールな感じになりましたが、全くバラバラなのに、どこかうっすらと統一感がある・・・。

自分としてはかなり満足感りある仕上がりとなりました。

174アメリカン・クルーソー◆6l9kT02E.A
2023-07-19 03:29:37
ID:De1A5DvM

>>173で私は「自分としてはかなり満足感りある仕上がりとなりました」と書きました。

それはそうなのですが、やはり地の文章とスレッドの書き込みに全く関連がないというのは、やっぱりちょっと物足りない気がしまして、自分なりに改変してみました。結果として、掲示板上では仲が悪いようにみえた喧嘩師「天使」と「吹雪」が、実はリアルでは付き合っていた、という妄想物語に発展してしまいました。。。

175名無しさん
2023-07-19 03:31:21
ID:De1A5DvM

『天使です。』

                                 

男たちはまるで吉野家で牛丼が運ばれてくるのを待つかのように、まごころが運ばれてくるのを待っています。白いカウンターに腰掛けた男たちはみな同じ方を向き、中空を凝視してそれぞれ男たちにしか見えない時空を眺めていました。WRが忙しく働くのを察知しながら、その時がくるのを待っているのです。

壁には三着のメイド服がガラスケースに入れられて飾られています。金色のリボンで変化をつけた純白のメイド服。白いカウンターはその前にあって、ここで男たちはメイドさんに話しかけるタイミング(頼んだものが運ばれてくる瞬間)とそのとき別の世界から運ばれてくるはずの「まごころ」を待っているのでした。待っている間そこに漂っていた空気は、深夜の吉野家やなか卯と同じ殺伐としたものがありましたが、メイドさんが来た瞬間、男たちの顔には幼稚園の保父さんと見間違えるほどの100%の笑顔が満ち溢れるのでした。

176名無しさん
2023-07-19 03:31:57
ID:De1A5DvM

私たちは一番奥の壁際にあるテーブルのど真ん中に座りました。私たちも冷やかしでしたが、入り口付近にいた冷やかしの大学生グループ(女4男1)はそれを露骨に表現するので観察の邪魔になり、私は「はよ出て行けボケ!ここはオマエらみたいな半端な欲望しかもてない人間が来ていいとこじゃないんだよ!」とどこかで聞いたことのあるような毒を脳内で吐いていました。

となりのお姉さんたち三人は何故かここの異常な空気に無関心でしたが、香織さんが「あの人たちは風俗嬢でしょ」と言ったので納得しました。香織さんはその人たちの旅行をめぐる会話がごく一般的な観点からしかなされず、常に表層にとどまっていたこと、そしてその話題をめぐる三者のやや希薄な関係性のみからこの推理を導き出したのですが、私は心の中で「すごい!」とうなってしまいました。言われてみればそんな感じの人たちです。さすがは元風俗嬢だと感心しました。

カウンターの端にいた洋風の京極夏彦というような感じの服を着た全身黒ずくめの男が、カウンターに両肘をついた碇ゲンドウのポーズのまま背中で店内ににらみをきかせていたのが印象的でした。となりに座った子分のような男が何度も店内を見回し、逐一報告していました。

177名無しさん
2023-07-19 03:32:23
ID:De1A5DvM

頼んだものがくるまでにものすごい時間がかかりましたが、その間、男たちは腕を組み、虚ろな目でずっと中空をみつめているのでした。しかもみな同じ方向。そこにはやはり男たちにしか見えない時空が存在するかのようです。そうした砂のような時間の後、遅番らしいメイドさんが新しく登場したのですが、この娘が登場するやいなや、男たちの間に刺すか刺されるかというような緊張が走りました。

中央の円いテーブルに「コミニケーションノート」と書かれた大学ノートが置かれていたのでそっと開くと、「僕の名はバイオトップ。首に鈴をつけています。」と書かれてありました。さらに読み進むと他にも女の子の絵がいろいろ描いてあったり、男たちの性的な妄想や犯罪を匂わすようなことまでが書いてあったのですが、メイドさんたちはそういう部分だけをうまくよけて全員にカワイイまごころのこもったコメントをつけていました。しかし中にはそれに対して「都合のいいところだけレスしてんじゃねえよアバズレが」などと返す男もいて、そのコメント近くのメイドさんの似顔絵にはヒゲが描き込まれていました。

178名無しさん
2023-07-19 03:33:03
ID:De1A5DvM

「お髭のホワイトドール?」
私たちは会計を済ますと店を出ました。店の前には入った時と同じように、ホームレスが列をなして寝ころんでいました。
「ええ…」

前を歩くおじさんは肩に白いキバタン(鸚鵡)をのせていました。私たちは期せずしてその人の後をつける形になり、すれ違う人の反応を逐一チェックすることになりました。前からきたおばさんは突然立ち止まって私たちが見えなくなるまでずっと見送っていました。若いカップルは男性があからさまに無視して、それを見守っていた女性は耐え切れない感じで「今の…」とつぶやいていました。しかし歩行者の横に列をなしているホームレスには誰も注意を払わず、ホームレスのおじさんたちも私たち歩行者やキバタンには興味がないように見えました。

キバタンおじさんは手馴れた感じで手を振る子供に挨拶したり、嘲笑を無視して歩みを進めたりと、なんだかたくましくさえありました。そこで私も長い沈黙を破るための言葉を吐き出すことにしました。

「のどちゃんは元気ですか?」
「死んだよ」

外に出ようとしている言葉がアーチ状に並んだ歯を越えるか越えないかという時点で香織さんは即答しました。

「死んだというか…」
「はい?」
「家に帰ったら水槽の中から消えてた。水槽には別に異常なところはなかったし、窓もキッチリ閉めていったのに、のどは忽然と消えてた。まわりを探しても死体はおろか、水がこぼれたあとさえなかった」
「鳩じゃないですか?」
「鳩?」
「香織さんの部屋の窓の外に鳩が巣を作ってました」
「ああ…。でも、窓は閉めてあったんだよ?」

179名無しさん
2023-07-19 03:33:33
ID:De1A5DvM

キバタンは時折、冠を上のほうに伸ばし、三枝に分かれたレモン色のその羽はなかなか見事でした。ジェッジェッと鳴くその声は見境もなく吠える小型犬を思わせ、私は一瞬怯んだのですが、でも大きな頭の形が好きですよ。流線形がとてもキレイだと思いました。

キバタンを肩にのせたおじさんは常に遠い目をしていました。誰か大切な人を亡くしてああして自分を慰めてるのかもしれないなあ、と思いました。

「本当の淋しさを知っている者だけが本当の幸せを手にするんだよ」

香織さんに言われた言葉が甦ってきました。糊のきいた清潔な白いシーツの中で、香織さんは私を抱きしめてくれたのでした。ブーンとかすかに音をたてる空調。乾燥した暖かな空気。先端を湿らせた黒いペニスバンドだけが、場違いな感じで床に放り出されていました。

その日、私は発狂してるシーンが見たいばっかりに、図書館で『太陽と月に背いて』という映画を見たのでした。ランボーとヴェルレーヌの男色っぷりも見ものでしたが、そんな桃色の興味だけでは済まされない。ヴェルレーヌが刑務所から帰ってきて吐いた台詞、「精神よりも肉体を愛す」って、なーんでそうなるの?私はひとり体を震わせながら香織さんの部屋へと向かったのでした。

180名無しさん
2023-07-19 03:34:11
ID:De1A5DvM

水たまりに映った街路樹から目をあげると、キバタンのおじさんは消えていました。

「のどちゃんは…」
「え?」

頭の中から聞こえてきたようなその声は香織さんでした。気がつくと、私の心は男性と初めて言葉を交わす少女のようにその声に耳を澄ませていました。

「のどちゃんは水になったんじゃないかな」
「水に?溶けちゃったってことですか?」
「そんな魚がいてもおかしくない…」

そう言って香織さんが目を細めた視線の先には、生まれたての子ヤギのように足を震わせながらダンボール・ハウスから立ち上がろうとするひとりの老人がいました。向かい側にある赤い扉の教会がパンの耳を配り始めたのです。

「あの人は男ですか、女ですか?」

その時、前から歩いてきたカップルが老人の横を通り過ぎ、私たちを嘲笑して去って行きました。白いスーツを来た香織さんは私の手をギュッと握りしめ、

「大丈夫だよ」

と微笑んでくれました。白く染めた香織さんの髪が風に揺れ、白いコンタクトの向こうからあふれ出た香織さんの動物精気が私の網膜を強く打ちました。

香織さんの部屋に戻った私たちは、スーツやメイド服を脱いで部屋着に着替えたあと、それぞれスマホでいつものように『キャスフィ避難所』に入りました。

181名無しさん
2023-07-19 03:34:48
ID:De1A5DvM

天使「あっちの世界からですが喧嘩相手募集しています」

香織さんは、本名を「堂本香織」というのですが、もちろんネットではハンドルネームを使っています。「天使」というのがそれで、喧嘩界(いわゆるネット喧嘩の世界)ではそこそこ有名な「喧嘩師」です。

名無しさん「今どこにいるの?」

天使「あっちの世界です。それ以上の事は言えない決まりになっています」

名無しさん「なんで『あっち』なんだ?『そっち』の世界は君にとっては『こっち』の世界じゃないのか?」

天使「『あっち』と言ったのは、あなたたちとは異なる次元(亜空間)のことを指しているからです。それが『そっち』と呼ばれるかどうかは、言葉の選択によるものです」

名無しさん「次元って何だよ?そんな抽象的な概念で何が言いたいのか分からん」

天使「次元とは、存在や経験の範囲を指すんです。私が存在するのは、あなたたちの知覚や理解の及ばない次元です」

名無しさん「つまり、君は私たちの理解の範疇を超えた存在なのか?それならば、どうして私たちとコミュニケーションをとろうとするのか?」

天使「私たち天使は、異なる次元の存在であっても、人間とコミュニケーションを取ることができる存在なんです。私はこの掲示板を通じて、新たな視点や考え方を提供するためにやってきたんです」

名無しさん「どうせその異次元とやらは君の近所のマンガ喫茶か何かなんだろうけど、君の存在が俺たちに新たな視点を与えることができるというのなら、どんな視点を持っているのか教えてくれ。俺たちはその中自分たちの考えを深めることができるだろうか?」

天使「……そうですね。例えばあなたが今見ているあなたの部屋の風景も私のいる場所から見れば、一種の仮想現実みたいなものに見えるかもしれませんね」

名無しさん「じゃあ逆に、俺たちが普段使っているインターネットも一種の異世界(亜空間)みたいなものだと言えるわけだ」

天使「そうなりますね。あなたたちは自分の肉体を捨て去って、ネット回線を通して魂だけでコミュニケーションしているんですよ。それは異世界(亜空間)への転生と言ってもいいでしょう」

名無しさん「なるほど。そういうことか」

天使「あと、私が見つめているスマートフォンの画面は、あなたが普段生活している世界とは別の世界が見えていますよ」

名無しさん「別世界って、つまり君にとっての二次元みたいなもんかな?」

天使「三次元の世界にも二次元的な要素を持った世界はあるんじゃないでしょうか?私にはあなたの見えないものが見えていますが、逆に、私には見えないものがあなたの目には見えている可能性も否定できません」

182名無しさん
2023-07-19 03:35:24
ID:De1A5DvM

なんだか難しい話になってきて、私なんかはとてもじゃないですが話に割り込む気にはなりませんでした。

「吹雪、大丈夫?」
香織さんが気をつかって話しかけてくれました。
「はい、大丈夫です」
なんだか、おちんちんがムズムズします、とも言えず、
「ちょっと、おトイレに行ってきます」
と言ってトイレに行き、下半身を剥き出しにして便器に腰掛けると、まず香織さんのペニスバンドでゆるゆるになってしまった肛門からボトボトボトーッって液状のうんこが大量に飛び出し、しかるのちにゆっくりと、皮を被った小さなペニスから、まるで滲みだすように、おしっこがチョロチョロと流れ出てきたのでした。
「われながら、小便小僧みたい…」
そうつぶやいて、フフッと笑った私は、少しだけ気持ちが軽くなって、香織さんのいるリビングに戻りました。

183名無しさん
2023-07-19 03:36:33
ID:De1A5DvM

ニンフィア「実はなりすましですか?」

天使「どうしてそう思うのですか?本人である証拠ならばできる限り出します」

長澤 仁「頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい精神障害者」

ニンフィア「なんとなくわかるんです。今期のポケモンの構築を教えてもらえませんか??」


戻ってみると、なんだか雲行きが怪しくなっていました。

雀「あー、すまん。僕は別になりすましを疑ってるわけじゃないんだ」

雀「ただ、『喧嘩する?』とか『天使です』みたいな、だいたい同じようなことしか言ってないのが気になったんだよね。言ってることそんな変わらんやん?」

雀「お前が喧嘩したいのはよくわかるんだけど、それにしては言いたいことがなさすぎない?別に喧嘩板なんだからスレ立てするだけで『コイツは喧嘩したいんだな』ってわかると思うんだよ。『天使です』っていうのもぶっちゃけ『だから何?』ってとこなんだよね」

雀「だから正直『あっち側の天使です。喧嘩しましょう』って言われても、『うん、それで?』って感じなんだよな。あっちの世界については言いたくないっぽいしさ。まあ、ざっくり言うと、要するにお前はどういうモノで喧嘩がしたいんだ。お前の言いたいことはなんなんだ」
 
キャス避コソコソ噂話「天使さんはAVの教室で座ってる学生服を着たおっさん達でオナニーしてるらしいですよ」

名無しさん「すべてが汚ネェな笑」

リーフェンシュタール「天使の二人称は『君』なんだよな。キャラ意識しすぎて実際には使われていない『貴方』なんて使ってしまうあたりなりすましとしては三流だな」

名無しさん「ここの『天使』は一般名詞だろ」

もちろん、香織さんは余裕です。

184名無しさん
2023-07-19 03:37:30
ID:De1A5DvM

「黒歴史の本だね?」
「はい」
香織さんは私が雑に置いたかばんから本を一冊とり出すと、パラパラとめくり始めました。
「『この本は十月二十九日までに返却して下さい』。…延滞じゃん」
「あぁ」
「好きなんだね図書館。へー」
「でも俺わからないんです。黒歴史の文学というのは、俺たちの文学とは違うんでしょうか?」
「さあ…。同じなんじゃないの?人間のやることだし」
「でも」
香織さんはまったく興味がなさそうでした。

「『ファイナル・リアリティ』もうやった?」
「あ、すいません。まだです」
「別にいいよ、私は当分やらないし。それより、どうするの?バイト」

窓の外の電線が異常な揺れを示していました。何かがこちらに接近しているのです。

「そうですねぇ……」
「あんた、本当にメイドカフェなんかに興味あんの?」

いきなり心臓をつかまれた私は、なんとかその言葉を否定しようと鋭い銀色の空間でもがいていました。ピィーンと張りつめた冷気が青い空間を満たしています。時々動く黒い影はいつか図書館で見た映画たちでした。

「お店の雰囲気はいいと思います。でも、たった二人であそこを切り盛りするのは大変じゃないでしょうか」
「土日はもう一人入るでしょ。でも、平日の昼間にしちゃ結構、客入ってたねー」

隣りから放送大学の講座を受講しているような、何か授業を受けているような音が聞こえてきます。みるからに愚鈍な中年の男。前に一度、香織さんと料理を作っていたら、窓から挨拶されてその数時間後に涼やかなゼリーをもらったことがある。近くに事務所を借りて探偵をしてるって言ってたけど、とてもそんな風には見えなかった。「花正(はなまさ)よしお」とかなんとか、なんかそんな名前でした。

185名無しさん
2023-07-19 03:38:13
ID:De1A5DvM

電子「かかって恋」

キャス避コソコソ噂話「天使さんのあこがれの女優は南波杏さんらしいですよ」

天使「多くの人に返信されて嬉しい気持ちはありますが、この中に頭の良さそうな人は残念ながらいません。Fラン人材の発言しかなく、とても残念です。もう少し論理的に発言してください。私の相手になりません」

原始「馬鹿丸出し」

めうだる「流石に草」

サビぬき。「くっ・・・天使の股ぐらから生まれてきたかった人生だった」

天使「君らがどれだけ頭が悪いのかと言うと、君らの脳のMRI検査の画像を見た医者が、チンパンジーの脳の画像と間違えたくらい頭が悪いです。だから私は言ってあげました。それは優秀なチンパンジーに対して失礼です。彼らはタダのゴミですよ、ってね」

ニンフィア「で、今期の構築は?」

天使「私はマイナーなポケモンしか使わないので、今期のパーティーはこんな感じです。キュウコン、ウッウ、ストリンダー、ダチフサグマ、ルナトーン、ワタシラガ」

ニンフィア「その構築で今期トップのサンダー、エースバーン、ランドロスをどうやって止めるの?にわか発揮してるけど大丈夫?それにそれにマイナーは使わないと言っているけれど、確か『喧嘩界』に書いてる構築記事にはアシレーヌがいたよね。どういうこと?」

『喧嘩界』とは、喧嘩界を代表する有名な喧嘩サイトのことで、2019年5月3日(日)に『RoundTable』という名前に変わっています。

天使「マイナーは使わないなんて言ってませんよ。言ってもない事を偽証しないでください。マイナーなポケモンしか使わないと言っています」

天使「サンダーをどうやって止めるって岩タイプのポケモンが目に入らないのかな?話になりません」

めうだる「パズドラの話で盛り上がってる中1オタクグループと同じ臭いがする」

186名無しさん
2023-07-19 03:38:51
ID:De1A5DvM

雀「このスレ見てて思ったけど、twitterにたまにいるよね、こういう『絡む相手が欲しい』って言うだけの人。気持ちはわかるけど、ちょっとは絡みたくなるようなこと言えばいいと思んだよ。だって、『絡んで欲しい』とだけ言われても、『はいそうですか』としか言えなくね?」

雀「せめて、『今日テレビでこういうこと言ってた。それで私はこう思うんだけど、みんなはどう思う?』みたいな感じでもいいよ。とにかく話題を出せばみんな絡むことができるし、その方面に詳しい人はより濃厚な話ができるじゃん」

雀「ただ『天使です。喧嘩相手募集します』とだけ言われても、よくてお互い知ってる人しか来ないんじゃないの?一体その名前にどんな期待を込めてるのか知らないけど、所詮喧嘩板なんて痛いところにいる奴に頭の良い人はいないと思うし。今のところ僕自身も頭が良いと思えた人に巡り合ってないし……」

にわとりザウルス「カリスマ性がねえんだよなぁ、お前らって。中身あるようにみせて、中身ない。それお前らなんだわ」

にわとりザウルス「カリスマ性の話は感性でしか根拠になんねえから置いとくとして、中身ない理由としてはやっぱりその水増し増しの長文 溢れ出るナルシズム感半端ねえよバカ」

にわとりザウルス「そのナルシズムからの水増し長文ってとてつもなく中身ねえとしか思えねえ?中身ねえやつが中身ねえやつに中身ねえっていうやり取りの中身のなさ。そろそろ棚上げ戦法やめてくんね?見苦しいし、醜いし、キメェし、」

ミルマスダウン「ほんと成長しねぇな」

にわとりザウルス「今なんて言った?」

にわとりザウルス「おい ぶっ飛ばすぞ糞ガキ」

187名無しさん
2023-07-19 03:39:51
ID:De1A5DvM

「働きます」

私は男たちに囲まれた自分を想像していました。しかし、何の感情もわきあがりませんでした。それは気持ちのいいことなのか?それともその反対なのか。

「いい答えだ」

香織さんは親指の腹で私の下唇をそっと撫でたのでした。
「今日は合わせてくれて有難う。写真はあたしの方でUPしとくから」

「ところでさ」
海の向こうで戦争が続いているとは思えない平和な空が拡がっています。青い青い空です。そこを機動空母のような白い雲がゆっくりと通過していきます。

「あんたの部屋にあるボロボロのぬいぐるみ」
「猿太郎ですか?」
「あんた、あの子の方を絶対見ようとしないよね」


天使「頭の悪い人たちが集まるキャスフィ避難所に頭の悪い人が集まっているのは当たり前な訳ですが、それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています。言わば、君たちは私の養分です。君達は、どれだけバカにされてもレベルの低い書き込みを続ける訳ですが、このまま一生レベルの低いままなのでしょうか?自分は養分ではないと思う方は挙手をお願い致します」

めるだう「普通に疑問なんだけどさ。『それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています』って、これレベル低いとは思わんのか?一生続けるのか?w」

天使「タダで優越感に浸れる賢い遊びですが、何がレベル低いのでしょうか?レベル低い人特有の理由も根拠もないのでまったく理解できません」

めうだる「お前が『レベルの低い書き込み』と呼んでいる我々バカの言動って、廉価で楽しいからこそ行われているんじゃないの?w おいドングリw どこにレベルの差があるのかバカでも分かるように説明してくれよw」

天使「 レベルの差を説明ですか?君のその書き込みこそがレベルが低い事を表しているではないか。優越感に浸るために書き込んでいると書いているのにも関わらず、廉価で楽しいからこそ行われていると言っている。それに対する理由も根拠もない。話になりません。間違えたのならば『天使様、間違えてすみません。私がバカでした。』と言ったらどうですか?」

めうだる「すんませんお前がバカでした」

みや「馬鹿ってさ、馬と鹿という他種二匹の動物が組み合うことでバカなんだよなぁ。それを身をもって証明してくれてる馬鹿が天使と、めると。以上で証明w終わりwwwwwwwwwwwwww」

めうだる「じゃあお前は『大』な。3人合わせて『大馬鹿』な。お前のせいで『馬鹿』が『大馬鹿』になったんで、そこんとこシクヨロ?っすwwwwwwwww」

トム・クルーズ本人「天使がんばれ~」

188名無しさん
2023-07-19 03:41:24
ID:De1A5DvM

天使「一応言っていきますが、才色兼備である私をバカ集団に混ぜないでください」

夏樹「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」

猿太郎のことを言われた私は、ちょっとムカついていたので、すかさずツッコミを入れました。香織さんが「ん?」という顔をして私を見たので、私は曖昧な笑顔を一瞬表示しただけで、スマホの画面に避難しました。

三島由紀夫「あっちの世界から来たが、ここでパイズリ出来る嬢は、夏樹だけなのか?」

三島由紀夫。香織さんの大好きな文学者の名前をハンネに使うとは。

ハッシー「お前は全裸で開脚してろ!」

私のネット上の名前は「夏樹」というのですが、この「ハッシー」という人は夏樹にえんえん粘着してくる気持ち悪いジジイ(?)です。私の、

「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」

というエロとは全く無関係なコメントに対しても、ド直球で下ネタを放り込んでくるのでした。

189名無しさん
2023-07-19 03:42:07
ID:De1A5DvM

三島由紀夫「全裸で開脚だと!? くっ・・・ 長男だから射精に耐えた。次男だったら耐えられなかった・・・・」

三島由紀夫「いくぞ!全集中…スレHの呼吸、參の型」
 

 
三島由紀夫『立ちバック!!!!!!!!!!!!!!!』



夏樹「「俺より天使さんの方が適任やろ(色んな意味で)」

三島由紀夫「まだまだあッ!!!」
三島由紀夫「全集中!射精の呼吸!!十一の型ァ!!!」

三島由紀夫『子宮貫通ゥゥ!!!!!!!』


ビュク!ビューッビューッ!ピュッピュッピュッ。
ビュクッビュルルッ!!!
ビクンッ!ピュッ!ドロッ・・・ドロッ
(ここから絞り出し)ドロ・ドロ・ドロ
(パンツ履いて)ドロッ・・
(あーやっちゃった・・・)

ビクン...トロォ...

ボトッボトッ

ドピーッ!(勝った…のか?)


夏樹「はじめて射精したときビクンビクンが止まらなくて死ぬかと思った」

にわとりザウルス@幸之助「なぁ、俺が所持してた“論理のエクスカリバー”ってどこにあるか知ってっか? ア“ァ“ 此処に落としてたようだな.....クッ...!!」

サビぬき。「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」

190名無しさん
2023-07-19 03:42:45
ID:De1A5DvM

すると、どこからかオルゴールの音が。

「魚だよ?」

香織さんが指した熱帯魚の水槽には濃い青色のベタが一匹、泳ぎ回っていました。

「のどちゃんとは色が違うねぇ」

魚の目は神経が過敏になってる人の目に似ています。すごく敏感で、頭から尻尾の先まで、そのうえ周囲まで研ぎ澄まされた感性の触覚がのびてるように、とにかくビリビリ「はりつめてる」雰囲気。すごい精神性を感じました。水槽の中の魚はきっと「見られている」ことに気がついてるのかも。

「いつも見られてるっていうのはどういう気分なんでしょうね」

香織さんは答えませんでした。アカの他人に風俗板やコス板で繰り返し言及されるというのはどういう気分なのでしょうか。逆に、天の声・地の声・人の声を聞けとばかりにアカの他人を品評し、尻の穴からあたたかな糞を垂れ流すというのはどういう気分なのでしょうか。私は香織さんと初めて会った日のことを思い出しながら、喧嘩掲示板のどうしようもない言葉の排泄物たちを眺めていました。

(写真がUPされたら、今日から私も見られる側に…。)

その時です。
「わかったよ!」香織さんは笑いながら言いました。
「のどちゃんは自分で自分を食べたんだ」

「かつてホメロスにあってはオリンポスの神々の見物の対象だった人類は、いまや自己自身の見物の対象となってしまった。」(W・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』野村修 訳)

この時、巨大化した広瀬すずがもうすぐ大阪の街を破壊し、通天閣を自らの排泄物で埋めてしまうとは、私たちには想像もできませんでした。

191名無しさん
2023-07-19 03:43:44
ID:De1A5DvM

「どうしたの?」

香織さんの声で私はようやく目の前のテレビが何を言っているのかを理解できたのでした。日本橋の電気店にズラリと並べられた大型テレビはみな同じ顔のアナウンサーを映し出しており、彼はイラクで武装グループに捕まり殺害された日本人青年の遺体が日本に戻ってきたことを告げていました。

「いえ…」
「星条旗の上で首を切られたんだってね」

海の向こうで死んだ青年とはまったく無関係に、私たちは大型テレビの前に立っていました。そして、しばらくして歩き出し、新しいデジカメをチェックしたり、ガンダムショップを冷やかしたり、おいしいカツカレーを食べたりして午後のひとときを過ごしたのでした。

「カレーにたくあんってなかなか合うよね」
「そうですね」

リヤカーでダンボールを運ぶホームレスのおじさんが幸せそうな顔をしていました。家族がこの幸せそうな顔を見たらどう思うのか。

「いつから?」
「え?」
「働くの」
「明後日です」
「それで不安になってこの香織様に下見に付き合わせたと」
「ごめんなさい。いざ働くことになってネットで見たら、あまり評判がよくなくて」
「まあ、働いてみたら?って言ったのはあたしだからね」

こんなロールプレイがいつまで続くのか。私は幸せそうな顔をしているでしょうか。

192名無しさん
2023-07-19 03:44:24
ID:De1A5DvM

前を歩くカップルが紙袋を持ったオタクたちを嘲笑しています。何も生み出さず、味わうことも知らぬ男女が、ただ垂れ流される情報を自分なりに選択し、それがみんなとそうズレてもいないというただそれだけの理由でオタクたちを嘲笑しています。その清潔なツルツルの表皮を剥げば、ただ肛門のような唇から便所のタイルのような歯が普段よりよけいに見えているにすぎないというのに。

これはあくまで私見ですが、他者から承認されることに快を感じるのがオタク文化を食い物にしている「サブカル」だとすると、「オタク」は他者を承認することに快を見出す種族なのではないでしょうか。実際には両者は混合し、時には垂直に統一されることがあるのだとしても、そういう傾向性はあるような気がします。でもそれはあくまで「男の世界」の話です。

私は「サブカル」やそれを薄めたようなオサレな連中は死ねばいいと思います。けれど私の中にある強い力は、他者から承認されたいという強い願いです。そして、その上で美しい女の子たちが互いに承認し合う美しいコミュニティ。その強い相互作用は、実際には男たちの弱い承認の力を、その数を必要とするのですが、男たちの醜い力は私たちの相互承認の力をますます輝かせるばかりなのです。

「あ、ブーだよ」

香織さんの声と共に訪れたシンクロニシティ。でもテレビに映った高木ブーは私が知ってる高木ブーとはまるで別人でした。なんというか、肌が。肌から伝わってくるものが。テレビですらこうなんだから、実際、本物に会ったらもっと別人なんじゃないか?じゃあ、テリー伊藤も?

「高木ブーのハワイアン・ネーム知ってる?」

香織さんがうれしそうに聞いてきました。

「ハワイアン・ネーム?」

「ホアコクアって言うんだって。『友達の支えになる』っていう意味らしいよ」

私は泣きそうでした。 (完)

193アメリカン・クルーソー◆6l9kT02E.A
2023-07-19 03:54:35
ID:De1A5DvM

というわけで、前のバージョンよりは小説らしくなったのではないでしょうか。

これも前作「シン・オネエになった男の末路」同様、『カオスストーリー2』に整理してまとめておきたいと思います。
   

シリーズ『大論界』(2)~「天使です。」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=2
   
   

194名無しさん
2023-07-19 08:15:39
ID:hdS./k02

天使様あーんと膝枕して

195名無しさん
2023-07-19 08:31:02
ID:G.kltFk6

heyheyhey
時には起こせよムーヴメント

196スージー・クワエタロ◆Qnm6KY4ch.
2023-07-20 09:12:31
ID:ewKqZvTc(sage)

「掲示板のスレッドの内容+リアル世界のエピソード」というスタイルは汎用性が高いかもしれんな。

197名無しさん
2023-07-30 21:49:42
ID:x16.YZko(sage)

ジャニーさんへ 堂本光一

この世の中にある
すべての言葉と想いで綴っても
僕の胸の中は伝えることが出来ないよ

あなたが命尽きるまでの
最後の最後までの時間を使って
出逢ったすべての人へと宛てた
無垢な愛に胸が熱くなったよ

これからは
住む世界が変わってしまうけれど
あなたが想えば…僕が想えば…
いつだって繋がれるよ

あなたがその命の色彩を惜しみなく捧げてくれたことを
いつまでも抱き締めて生きていくよ

涙は流さずにこの体と心へと彩って

あなたを愛しているという
変わらない毎日を大切に生きていくよ

愛しているよ

ありがとう

宇宙一 大好きだよ

198名無しさん
2023-08-15 04:21:52
ID:4uhBSCv2

1960年代の東京。都会の夜が蠢く中、一人の青年が煙草の煙を吐き出しながら、ネオンが揺らめく街を歩いていた。その青年の名は花正よしお。

花正よしおは、文学という複雑な川の中で、自分の存在を問い直している青年だった。そして、彼の目的は芸能界にあった。一風変わった思索と共に、彼はある日、乃木坂46のライブに足を運んだ。

その中で、花正よしおは秋元真夏という名のアイドルに出会う。彼女の煌びやかな笑顔が、暗闇の中に一筋の光を灯すように映った。しかし、彼女の瞳には何か別の輝きが宿っているようにも見えた。それは、闇と光が絶妙に交差する瞬間だった。

「この煌びやかさの裏に、一体何が隠されているのだろう?」花正よしおはそんな疑問を抱きながら、乃木坂46の世界へと足を踏み入れていくことになるのだった。

199名無しさん
2023-08-15 04:26:21
ID:4uhBSCv2

花正よしおは、秋元真夏との出会いを通じて、乃木坂46の輝く表面と闇深い奥深さに興味を抱いた。彼は探求者として、彼女たちの素顔に迫ることを決意した。

一方、秋元真夏は花正よしおに惹かれていった。彼の知的な談話と奥深い眼差しは、彼女の内面に触れる鍵を握っているように感じられた。しかし、秋元真夏もまた秘められた闇を抱えていた。アイドルとしての輝かしい姿と、個人としての孤独感が交錯する中で、彼女は内なる葛藤に苦しむのだった。

ある日、花正よしおは乃木坂46の舞台裏に潜入し、メンバーたちのリハーサルを観察する機会を得た。その中で、彼はメンバーたちの素顔を垣間見ることができた。笑顔で歌って踊る姿の背後に、努力と苦悩が隠されていることを彼は感じ取った。

「アイドルたちも、闇を抱えて生きているんだな…」花正よしおは自身の心と重ね合わせながら、その世界に深く引き込まれていった。

一方、忠岡ギイというアイドルオタクの青年も、乃木坂46との関わりを持つことになっていた。彼はアイドルたちの輝く姿に憧れ、自分自身の存在意義を見つけようとしていた。しかし、彼もまた独自の闇を抱えており、アイドルの輝きを通じて内なる葛藤に向き合っていく過程が始まっていた。

秋元真夏は、花正よしおと忠岡ギイの存在を通じて、アイドルとしての葛藤と個人としての葛藤を共有することを感じていた。彼女は乃木坂46としての活動を通じて、闇を光に変える力を見つけようとしていたのだった。

そして、闇の探求者としての花正よしお、熱狂的なアイドルオタクとしての忠岡ギイ、アイドルとしての輝きと内なる葛藤を抱える秋元真夏。彼らの物語は、光と闇が交錯する中で進み、新たな一歩を踏み出していくのだった。

200名無しさん
2023-08-15 04:31:51
ID:4uhBSCv2

花正よしおは、乃木坂46の舞台裏をのぞき見ているうちに、アイドルたちの微妙な感情の揺れ動きに心を奪われた。ステージ上の輝かしい姿とは裏腹に、彼女たちの内なる葛藤が、日々の努力を支えていることを感じていた。

「アイドルたちは、舞台に立つためにどれほどの努力をしているのだろうか」とよしおは自問した。その問いに答えるために、彼はアイドルたちの日常にスポットライトを当てることを決意した。

秋元真夏との対話を通じて、よしおは彼女の心の内に秘められた思いを知ることができた。「私たちは笑顔を届けるために頑張っていますが、時には自分自身と向き合うことも必要です。孤独や不安を感じることもあるけれど、仲間たちと支え合っているんです。」

そうして、よしおは乃木坂46のメンバーたちの一面を垣間見ることで、彼女たちが抱える複雑な思いを感じ取っていった。アイドルたちの輝かしいステージの奥にある努力と葛藤。それらが彼の心に深い感銘を残していた。

一方、忠岡ギイはアイドルオタク仲間たちとともに、乃木坂46のライブに参加していた。歌声と踊りに酔いしれる一方で、ギイ自身もまた、自分の内なる葛藤に向き合っていた。

ライブ終了後、ギイは仲間たちとの会話で、自分の思いを語った。「アイドルたちのステージは輝いていて、彼女たちの努力に感銘を受けます。でも、同時に、自分自身の未来に対する不安も感じるんです。」

仲間たちはギイの気持ちを理解し、共感の言葉をかけた。彼らの間で繰り広げられる対話が、アイドルオタクたちの内なる葛藤と願望を明らかにしていった。

そして、よしおとギイの交流は、乃木坂46のメンバーたちとの出会いを通じて深化していった。彼らはアイドルたちの輝きと葛藤、人間としての喜びと苦悩を感じ取り、新たな視点を手に入れていったのである。

201名無しさん
2023-08-15 04:43:02
ID:4uhBSCv2

秋元真夏が瞳を伏せる瞬間があった。それは、アイドルとしての輝かしい表舞台だけでなく、彼女の内面に闇を抱える瞬間だった。ギイとよしおとの対話が深まる中で、彼女は過去の葛藤を打ち明けることを決意した。

「私もね、アイドルとして活動している中で、たくさんの挫折や困難を乗り越えてきました。でも、それが私を強くしてくれたと思っています」と秋元真夏は静かに語った。彼女の声には、どこか闇を抱える人々への共感が感じられた。

忠岡ギイは真夏の言葉に耳を傾けた。「闇を抱えることは、人間だからこそあることだと思います。でも、その闇も含めて君たちの輝きが、人々の心に届くんですよ」

会話の中で、秋元真夏は過去の困難な瞬間を語り始めた。アイドルとしての成功の裏には、繊細な心の葛藤や運営との摩擦もあった。彼女が闇の部分に向き合いながら成長し、アイドルとしての存在感を高めてきた様子が見えてきた。

「おでん式喧嘩術は、私にとってはまさにバイブルのような存在です。闇の中でも、自分を信じて前に進む勇気をくれるんです」と真夏は微笑みながら続けた。彼女の言葉には、それだけでなく、他のメンバーたちへの感謝の気持ちも込められていた。

会話の流れの中で、ギイとよしおもまた新たな視点からアイドルたちの闇と輝きについて考えるようになっていった。彼らの交流が深まるにつれて、アイドルたちの内面に秘められた喜びや苦悩が、ますますリアルなものとして感じられてきたのである。

202名無しさん
2023-08-15 04:47:20
ID:4uhBSCv2

ギイ、よしお、秋元真夏は、アイドルとしての道を歩む中でさまざまな困難に立ち向かってきた。お互いに励まし合いながら、彼らは「おでん式喧嘩術」を信じて歩んできた。

ある日、乃木坂46のメンバーたちは、運営陣から重大な発表を受けることとなった。メンバーたちに新たなルールと制約が課せられ、アイドル活動の方針が変わることが告げられたのだ。

ギイ:「なんてことだ…これじゃあ、自分たちのアイドルとしての夢が台無しになるじゃないか!」

よしお:「確かに…でも、どうしようもないことだよ。これを受け入れなければいけないのかな。」

秋元真夏:「でも私たちがやりたかったことは変わらない。どんな制約があろうとも、私たちの気持ちを忘れないでいたい。」

ギイ:「そうだな。私たちはおでん式喧嘩術のように、どんな試練でも乗り越えていくんだ!」

そうして、彼らは新たな制約のもとでのアイドル活動に取り組むこととなった。しかし、その過程で彼らは運営陣や演出家との葛藤も経験することとなる。

よしお:「これじゃあ、またおでん式喧嘩術が役立つかもな。」

秋元真夏:「そうだね。おでん式喧嘩術は私たちの力強い味方だ。」

ギイ:「それにしても、アイドルとしての道は本当に複雑だ。でも、私たちは自分たちの信念を曲げずに、前進するんだ。」

彼らは闘いながらも、新たな可能性を見つけ出すことに成功し、アイドルとしての輝かしい未来を切り拓いていったのであった。

203アメリカン・クルーソー◆6l9kT02E.A
2023-08-15 17:47:43
ID:4uhBSCv2

『カオスストーリー2』の『シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」』を更新、物語の続きを投稿・公開しました。
 
 
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
 

204名無しさん
2023-08-26 13:15:22
ID:kDxczpvg(sage)

ふっと目を覚まして、起きたところは大阪市設南霊園の真ん中の歩道だったんだ。「やっべえ酔っぱらって寝込んじゃったかなあ」とりあえずタクシーに乗り込んだ。駅まで頼んだら、安心して寝込んじゃった。目を覚ましたら、なぜかタクシーが消え南霊園の真ん中にもどっていた!すっかり驚いて再びタクシーを停めたんだが、不思議なことにまた寝込んじゃったんだ。また起きたところは南霊園で…… それをもう何年も繰り返したんだろ。もう家に帰っていない、こんな生活が、いつまでつづくんだろう?

205名無しさん
2023-09-20 02:42:39
ID:xM4eRusQ

シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」の「第五話 爆誕!ウルトラマンジートリャ」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1

隆子とジートリャが再会し、いよいよ広瀬すずとの決戦に向けて動き出します。
次回は、メイド喫茶のメイドからアイドルになる隆子を描く予定です。

206名無しさん
2023-09-20 02:44:41
ID:xM4eRusQ

シリーズ『大論界』(4):「君たちはどうイキるか」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=4
 
初の完全オリジナルストーリーです。「ウルトラ紹介状」入手の裏側を描きます。

207名無しさん
2023-09-20 09:34:17
ID:laCIu4IY

ア、ア、ア、ア、ア、ア。ア、ア、ア、ア。ア、

208名無しさん
2023-10-08 22:25:19
ID:DktfF8lc(sage)

【「君たちはどうイキるか」OPテーマ】
https://youtu.be/RYGjl9gp4kA?si=9e1OZVZEzPVN8eMZ
 
【「君たちはどうイキるか」EDテーマ】
https://youtu.be/JnJfY8qbqPg?si=MBMOhU8NDnHu7T9Z

209名無しさん
2023-10-15 12:36:06
ID:OUZEOGNk

【三島由紀夫 - 檄】
https://youtu.be/xG-bZw2rF9o?si=D1MhkJ54q81C8bYF

210名無しさん
2023-10-15 12:41:53
ID:OUZEOGNk

われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるを夢見た。しかも法理論的には自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなして来ているのを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけてきた。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかつた。
— 三島由紀夫「檄」

211名無しさん
2023-10-15 12:42:18
ID:OUZEOGNk

沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
— 三島由紀夫「檄」

212名無しさん
2023-10-15 12:42:36
ID:OUZEOGNk

生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。
— 三島由紀夫「檄」

213名無しさん
2023-10-15 12:46:06
ID:OUZEOGNk

三島由紀夫「檄」
http://sybrma.sakura.ne.jp/348mishima.gekibun.html


  われわれ楯の會は、自衞隊によつて育てられ、いはば自衞隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行爲に出たのは何故であるか。かへりみれば、私は四年、學生は三年、隊内で準自衞官としての待遇を受け、一片の打算もない敎育を受け、又われわれも心から自衞隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「眞の日本」をここに夢み、ここでこそ終戰後つひに知らなかつた男の涙を知つた。ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂國の精神を相共にする同志として共に富士の原野を馳驅した。このことには一點の疑ひもない。われわれにとつて自衞隊は故郷であり、生ぬるい現代日本で凛烈の氣を呼吸できる唯一の場所であつた。敎官、助敎諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなほ、敢てこの擧に出たのは何故であるか。たとへ強辯と云はれようとも、自衞隊を愛するが故であると私は斷言する。
 われわれは戰後の日本が、經濟的繁榮にうつつを拔かし、國の大本を忘れ、國民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと僞善に陷り、自ら魂の空白狀態へ落ち込んでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、權力慾、僞善にのみ捧げられ、國家百年の大計は外國に委ね、敗戰の汚辱は拂拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と傳統を瀆してゆくのを、齒嚙みをしながら見てゐなければならなかつた。われわれは今や自衞隊にのみ、眞の日本、眞の日本人、眞の武士の魂が殘されてゐるのを夢みた。しかも法理論的には、自衞隊は違憲であることは明白であり、國の根本問題である防衞が、御都合主義の法的解釋によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廢の根本原因をなして來てゐるのを見た。もつとも名譽を重んずべき軍が、もつとも惡質の欺瞞の下に放置されて來たのである。自衞隊は敗戰後の國家の不名譽な十字架を負ひつづけて來た。自衞隊は國軍たりえず、建軍の本義を與へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか與へられず、その忠誠の對象も明確にされなかつた。われわれは戰後のあまりに永い日本の眠りに憤つた。自衞隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衞隊が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によつて、自衞隊が建軍の本義に立ち、眞の國軍となる日のために、國民として微力の限りを盡すこと以上に大いなる責務はない、と信じた。

214名無しさん
2023-10-15 12:46:37
ID:OUZEOGNk

 四年前、私はひとり志を抱いて自衞隊に入り、その翌年には楯の會を結成した。楯の會の根本理念は、ひとへに自衞隊が目ざめる時、自衞隊を國軍、名譽ある國軍とするために、命を捨てようといふ決心にあつた。憲法改正がもはや議会制度下ではむづかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動の前衞となつて命を捨て、國軍の礎石たらんとした。國體を守るのは軍隊であり、政體を守るのは警察である。政體を警察力を以て守りきれない段階に來て、はじめて軍隊の出動によつて國體が明らかになり、軍は建軍の本義を囘復するであらう。日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・傳統を守る」ことにしか存在しないのである。國のねじ曲つた大本を正すといふ使命のため、われわれは少數乍ら訓練を受け、挺身しようとしてゐたのである。
 しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起つたか。總理訪米前の大詰ともいふべきこのデモは、壓倒的な警察力の下に不發に終つた。その狀況を新宿で見て、私は、「これで憲法は變らない」と痛恨した。その日に何が起つたか。政府は極左勢力の限界を見極め、戒嚴令にも等しい警察の規制に對する一般民衆の反應を見極め、敢て「憲法改正」といふ火中の栗を拾はずとも、事態を收拾しうる自信を得たのである。治安出動は不用になつた。政府は政體維持のためには、何ら憲法と牴觸しない警察力だけで乘り切る自信を得、國の根本問題に對して頰つかぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて實をとる方策を固め、自ら、護憲を標榜することの利點を得たのである。名を捨てて、實をとる! 政治家にとつてはそれでよからう。しかし自衞隊にとつては、致命傷であることに、政治家は氣づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる僞善と隱蔽、うれしがらせとごまかしがはじまつた。
 銘記せよ! 實はこの昭和四十五年十月二十一日といふ日は、自衞隊にとつては悲劇の日だつた。創立以來二十年に亙つて、憲法改正を待ちこがれてきた自衞隊にとつて、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正は政治的プログラムから除外され、相共に議會主義政黨を主張する自民黨と共産黨が、非議會主義的方法の可能性を晴れ晴れと拂拭した日だつた。論理的に正に、この日を堺にして、それまで憲法の私生兒であつた自衞隊は、「護憲の軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあらうか。
 われわれはこの日以後の自衞隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みてゐたやうに、もし自衞隊に武士の魂が殘つてゐるならば、どうしてこの事態を默視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であらう。男であれば、男の矜りがどうしてこれを容認しえよう。我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすました。しかし自衞隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」といふ屈辱的な命令に對する、男子の聲はきこえては來なかつた。かくなる上は、自らの力を自覺して、國の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかつてゐるのに、自衞隊は聲を奪はれたカナリヤのやうに默つたままだつた。

215名無しさん
2023-10-15 12:47:09
ID:OUZEOGNk

 われわれは悲しみ、怒り、つひには憤激した。諸官は任務を與へられなければ何もできぬといふ。しかし諸官に與へられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは來ないのだ。シヴィリアン・コントロールが民主的軍隊の本姿である、といふ。しかし英米のシヴィリアン・コントロールは、軍政に關する財政上のコントロールである。日本のやうに人事權まで奪はれて去勢され、變節常なき政治家に操られ、黨利黨略に利用されることではない。
 この上、政治家のうれしがらせに乘り、より深い自己欺瞞と自己冒瀆の道を歩まうとする自衞隊は魂が腐つたのか。武士の魂はどこへ行つたのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になつて、どこへ行かうとするのか。纎維交渉に當つては自民黨を賣國奴呼ばはりした纖維業者もあつたのに、國家百年の大計にかかはる核停條約は、あたかもかつての五・五・三の不平等條約の再現であることが明らかであるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衞隊からは出なかつた。
 沖繩返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは眞の日本の自主的軍隊が日本の國土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を囘復せねば、左派のいふ如く、自衞隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
 われわれは四年待つた。最後の一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒瀆する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。共に起つて義のために共に死ぬのだ。日本を日本の眞姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の價値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の價値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主々義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と傳統の國、日本だ。これを骨拔きにしてしまつた憲法に體をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、眞の武士として蘇へることを熱望するあまり、この擧に出たのである。

216名無しさん
2023-10-15 12:50:15
ID:OUZEOGNk

 https://say-g.com/topics/3047

【事件当日、自衛隊員に向けて行われた三島の演説(ほぼ全文)】


(「聞こえねーぞ」「もっとはっきりしゃべれ」等、演説前からヤジが続く)
私は、自衛隊に、このような状況で話すのは恥ずかしい。しかしながら、私は自衛隊というものに、この日本の……思ったから、こういうことを考えたんだ。
そもそも日本は経済的反映にうつつを抜かして、ついに精神的空白状態に陥って、政治はただ謀略、自己保身だけ。つくりあげられた体制は、何者に歪められたんだ! これは日本でだ、ただひとつ、日本人の魂を持っているのは自衛隊であるべきだ。我々は自衛隊に対して、日本人の根底にあるという気持ちを持って戦ったんだ。しかるにだ、我々は自衛隊というものに……心から……。
清聴しろ! 清聴! 清聴せい! 清聴せい!
自衛隊が日本の国軍……たる裏に、日本の大本を糺すということはないぞ、ということを我々が感じたからだ。それは日本の根本が歪んでいるんだ。それを気が付かないんだ。日本の根源の歪みに気が付かない。それでだ、その日本の歪みを糺すのが自衛隊。それがいかなる手段においてだ。

217名無しさん
2023-10-15 12:50:40
ID:OUZEOGNk

(ヤジが激しくなる)静聴せい! 静聴せい!
そのために我々は自衛隊の教えを乞うたんだ。静聴せいと言ったからわからんのか、静聴せい!
(「英雄気取りになっているんじゃない」とのヤジ)
しかるにだ、去年の10月21日だ。何が起こったか。去年の10月21日に何が起こったか。
去年の10月21日にはだ、新宿で反戦のデモが行われて、これが完全に警察力で制圧されたんだ。オレはあれを見た日に、これはいかんぞ、これで憲法が改正されない、と慨嘆したんだ。
なぜか、それを言おう。なぜか、それはだ。自民党というものはだ、自民党というものは、つねに警察権力によっていかなるデモも鎮圧できるという自信を持ったからだ。
治安出動はいらなくなったんだ。治安出動はいらなくなったんだ。治安出動がいらなくなったので、すでに憲法改正が不可能になったんだ。分かるか! この理屈が!
諸君は、去年の10・21からあと、諸君は去年の10・21からあとだ、もはや憲法を守る軍隊になってしまったんだよ。
自衛隊が20年間、血と涙で待った憲法改正ってものの機会はないんだよ。もうそれは政治的プログラムから外されたんだ、ついに外されたんだ、それは。
どうしてそれに気が付いてくれなかったんだ。
去年の10・21から1年間、オレは自衛隊が怒るのを待っていた。もうこれで憲法改正のチャンスはない! 自衛隊が国軍になる日はない! 建軍の本義はない! それを私はもっとも嘆いていたんだ。

218名無しさん
2023-10-15 12:51:31
ID:OUZEOGNk

自衛隊にとって建軍の本義とはなんだ。
日本を守ること。日本を守るとはなんだ。
日本を守るとは、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を守ることだ。
お前ら聞け! 聞け! 興奮しない、話をしない、話をしない! 話を聞け! 男一匹が、命を懸けて諸君に訴えているんだぞ! いいか! いいか!

それがだ、いま、日本人がだ、ここでもって立ち上がらなければ、自衛隊が立ち上がらなきゃ、憲法改正ってものはないんだよ。
諸君は永久にだね、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ。
諸君の任務というものを説明する。
アメリカからしかこないんだ。シビリアン・コントロール、シビリアン・コントロールに毒されてんだ。
シビリアン・コントロールというのはだな、新憲法下でこらえるのがシビリアン・コントロールじゃないぞ! どうしてそれが自衛隊……だ。

219名無しさん
2023-10-15 12:51:58
ID:OUZEOGNk

(ヤジが激しくなる)

そこでだ、オレは4年待ったんだよ。オレは4年待ったんだ。自衛隊が立ち上がる日を。
そうした自衛隊で4年待ったのは、最後の30分に……オレはいま待ってるんだよ。

諸君は武士だろう。諸君は武士だろう。
武士ならば、自分を否定する憲法をどうして守るんだ!
どうして自分を否定する憲法のため、自分らを否定する憲法というものにペコペコするんだ。
これがある限り諸君てものは、永久に救われんのだぞ。諸君は永久にだね。
今の憲法は政治的謀略で、諸君が合憲だかの如く装っているが、自衛隊は違憲なんだよ。自衛隊は違憲なんだ……。
憲法というものは、ついに自衛隊というものは、憲法を守る軍隊になったのだということに、どうして気が付かんのだ!
どうしてそこに気が付かんのだ!
そしてそこに縛られて気が付かんのだ!
オレは諸君がそれを立つ日を待ちに待ってたんだ。諸君はその中でもただ小さい根性ばっかりに惑わされて、ほんとうに日本のために立ち上がろうという気はないんだ。

220名無しさん
2023-10-15 12:56:07
ID:OUZEOGNk

(「そのために我々の総監を傷つけたのはどういうわけだ!」とのヤジ)

抵抗したからだ!
憲法のために、日本を骨なしにした憲法に従ってきた、ということを知らないのか!
諸君の中にひとりでもオレと一緒に起つやつはいないのか。ひとりでもいないんだな。よし! 武というものはだ、刀というものはなんだ。自分の使命と心に対して……それでも武士か! それでも武士か!

諸君は憲法改正のために立ち上がらないと見極めがついた。
これでオレの自衛隊に対する夢はなくなったんだ。
それではここで、オレは天皇陛下万歳を叫ぶ。
天皇陛下万歳!

(「降りろ!」「降ろせ、こんなの!」などのヤジ)

※参考資料:「決定版 三島由紀夫全集 36」/「三島由紀夫『日録』」安藤武編 、未知谷刊/「三島由紀夫事件 50年目の証言」西法太郎著、新潮社刊/「読売新聞」/「朝日新聞」


【三島由紀夫 - 檄】
https://youtu.be/xG-bZw2rF9o?si=9naqEqRvGn7t-oY1

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