◆阪神１―２巨人（１８日・甲子園）
攻守にミスが飛び出し接戦を落とした阪神。後半戦の初戦黒星でまたしても最下位に転落した。
今季、甲子園での巨人戦は５試合で４敗１分けと白星なし。試合後の金本知憲監督（４８）の一問一答。
―５回無死二塁。高山が北條の三ゴロで飛び出しタッチアウトになるなど攻守にミスが出た。
「（高山のプレーは）何とも言いようがないね」
―メッセンジャーの好投に応えられなかった。
「メッセは完璧」
―６回先頭の小林誠の右中間への当たりに、江越がダイビングキャッチを試みたが届かず三塁打にした。自重すべきだったのか。
「捕りにいっているんだから。（積極的なプレーは）僕は攻めるつもりはない」
―９回無死一塁からの鳥谷の野選が痛かった。
「何試合か前に『（緩慢な動きが）危ないぞ』と注意したんだけどね、本人には。出たわね、今日」
―打つ方でも後半のキーマンに名前を挙げていた。
「３三振？ 見逃しが２つというのはね。上がり目に期待したんだけどね」
―前半戦もそうだったが、状態がなかなか上がって来ない。
「見ての通りだから」
―もったいない試合だった。
「（６回２死三塁で山本が一塁への内野適時安打した場面を振り返り）原口の配球も全部、外。食らい付いてきてる時に外ばっかり。
ベンチにいてもちょっと（気になった）。偏らないようにみんな声を出したんだけど、聞こえなかったのか。
ゴメスもよく止めたけどね」