南雲のひとやすみ部屋

472南雲◆ZTci2/P9sc
2017-07-21 04:12:51
ID:YMKJi/Yg

>>470
情報を選別する能力とか簡単に言っちゃったけど、何が本当で何が嘘なのかを正しく見極めるってすごく難しい。まず極端な情報は疑ってみることだろうね。都合が良すぎる情報とか妙に不安を煽るのも鵜呑みにしないほうがいい。複数の情報源のものを見比べて合理的に…って言っても実際難しいよな。

天体望遠鏡には主に3つの方式があって、屈折式、反射式、カセグレン式という。
屈折式は普通の望遠鏡と同じで対物レンズと接眼レンズがある。理屈上はこれが一番いいんだけど、有効径が大きくなると対物レンズが巨大化してめちゃくちゃ高価になるから、小さな望遠鏡にしか使えない。

反射式は対物レンズが無いから大口径の望遠鏡に向いてる。対物レンズで光を屈折させる代わりに、筒の中にある凹面鏡で反射することで屈折と同じ効果を得ている。ただ、レンズが無いので筒の中で気流が起きることによって像の鮮明さが損なわれる欠点がある。

カセグレン式は反射式の一種なので反射式に含まれることもある。普通の反射式とは反射させる方向が違う。それで普通の反射式は接眼レンズが筒の横っちょに付いてるけど、カセグレン式はパッと見は屈折式に似た姿で、光の通り道は屈折式を三つ折りに畳んだようになっている。その分、望遠鏡の筒が短くてすみ、設置スペースが小さくてすむ。そのかわり筒のど真ん中に大きな反射板があるので、有効径に対して筒自体の直径は大きくなる。

短焦点式というのも前のレスで言ったけど、これは完全に屈折式。家庭用に設置スペースを小さくするために焦点距離を短くしたもので、そのぶん対物レンズや接眼レンズの屈折率を高くしてある。屈折率が高いということは像が歪みやすいし収差も起きるということで、それを防ぐために視野を狭くしなければならない。他に比べて圧倒的にミニサイズというのが最大の取り柄だけど、望遠鏡としての性能を思いきり犠牲にしているので、小口径の安物にしか使われない。

良い望遠鏡というのは有効径の大きな望遠鏡だ。早い話が筒の直径がでかいほうが、集光力が高くて良い望遠鏡になる。光を集める力が小さいのに屈折率の高いレンズで倍率だけ上げても何も見えないんだよ。倍率を宣伝して安物を売ってるのは何も知らない人を騙そうとしてるようにしか見えない。

いや、二度ほどは花火なみにでかい音で、月の半分くらい光って大爆発したよ。あれはもう流星じゃなくてほんとに光球だった。爆発してから爆発音が聞こえるまでの、光と音のタイムラグも何秒もなかったからそうとう低空まで落ちてきてるわけで、実はやばかったのかもしれない。

ああ、私も小さい頃、ガラス張りの天井を作って星を眺めながら寝たいとか思ったことがあった。草原まで行かずに自宅で楽しみたいというのが無精なところ。体育館作りたいというのもなんか似てるかも。外でやることを家に居ながらやりたいっていうね。

年寄りのつまらない昔話にならないなら良かった。扇風機しか知らなかった時に本当に涼しくなったエアコンと、冬の水は死ぬほど冷たいのが当然と思っていた時に見たガス瞬間湯沸かし器は、私が本当に感動した文明の利器だった。湯沸かし器はまだ理解できたけど、気化熱とか知らなかったからどうやったら本当に涼しくなるんだろうとエアコンは本当に不思議だったよ。

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