南雲のひとやすみ部屋

651南雲◆NAGUMO/BxE
2017-08-10 03:38:36
ID:krbTAHkM

>>647
それを考えると、「人工的」の境目が難しいなあ。人工的に抗体を持たせる予防接種を含めるなら、病気になったあとで投与する薬も、身体の能力や機能に影響を及ぼす。健康な人がコーヒーを飲んだりしてカフェインを摂取しても脳の働きが一時的にアップする。緑茶のカテキンがインフルエンザ予防になるとか、考えたらどこからが人工的なのか分からなくなってしまうね。

そういえば私もあまり欲しい物がないんだよね。子どもの頃はいろいろあったし、大人でも貧しい時代なら夢の家電製品があったり(いわゆる家庭の三種の神器とか)したんだろうけど、私は特に欲しいモノがない。だから、あまり必要ないパソコンを買ってみたりする。欲しい物が全くないわけじゃなくて、たとえば立派なマンションが欲しかったりするけど、まあ手が出ないわな。手が出る範囲内のマンションは魅力がないし。

そうそう、私もその程度しか習った覚えがないよ。高校の現代社会の先生は共産主義の礼賛ばっかりでろくな授業してなかったし。
新社会人にこれだけは覚えておいてほしいってのを書くならこんなところかな。

①労働基準法その他の法律を下回る待遇を決めた就業規則は、その下回る部分は無効であること。
②年次有給休暇をとったことを理由として、勤務評定を下げるなどの不利益取り扱いは禁止であること。
③労働者に不利な契約内容への変更は、労働者の合意が必要であること。

①については、会社は社内のルールを決めた就業規則を作って労働基準監督署に届ける義務がある。届けたら、労基署は受付印を押してくれる。
社員が違法な扱いをされてることに気づいてそれを上司に訴えても、「就業規則にこう書いてある」と見せられて、しかも「この就業規則には労基署のハンコもある」と、ハンコを水戸黄門の印籠みたいに利用する経営者がいる。ところが、実はこれは労基署の受付印であって、内容を承認した印ではない。労基署は届けられた規則の内容は読んでいないから、違法な就業規則でもハンコは押す。ところが経営者は「この就業規則はお役所が認めたんだ」と嘘をついてそのハンコを見せつける場合がある。

②については、「休んだ人と休まずに働いた人に評価の差があるのは当たり前だろう」と、もっともらしく聞こえる理屈を言って、休暇を取らせないよう圧力をかける場合がある。そう言われたら納得してしまうかもしれないが、有給休暇を取ったからと言って評価が下がるのは有給休暇にならないので禁止されている。

③については、一方的に契約内容の変更を通告される場合が少なくない。というか実はそんなこと以前に、ハローワークで紹介された待遇と実際の待遇がまったく似ても似つかぬというケースが多々ある(そこまでいくとブラック企業なんだけど珍しくない)。

高卒18歳で就職なんて経営者は相手を子供だと思って完全にバカにしてることがあるからね。①は相手が大人でもよく騙される。ハロワで見た待遇と違うというブラックケースでも、「ハロワに出してるのは建て前だ。世の中には本音と建て前がある。社会人になるにはまずそこから覚えないとダメ」などと居直られると、社会経験のない若者は不満ながらも「世の中ってそんなものか」と思ってしまうことがある。

サービス残業が違法なのはみんな知っているし、違法だけどある程度は仕方ないという事実もある。でも、少なくとも騙されないように教えておく必要はあると思うんだよね。中学でそこまでは無理としても、高卒で働く人は多いんだから高校では教えてほしいよ。

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