死って人間が体験しうる中で最大の変化のうちの一つだよね。生の芽生えっていう急速な変化と、死に向かう生っていうものすごく緩やかで大きな変化の二つが最大の変化で、死に向かう中に細々とした変化が織り重なって生命らしきものを形作っているとすると、物質にしろなんにしろ、なにかしらの変化の過程が生命ってことだよね。人間の意識を作ってるのも電子の変位だと考えるとなんかこの論は説得力を持ってる気がする。