絶食(断食)がもたらすカラダへの影響
脳の機能低下
体内のエネルギーを消費し尽くすと絶食(断食)から6時間~72時間の間、脳がエネルギーを欲して脂肪をエネルギーに変えようとします。
脂肪は肝臓で分解され、エネルギーが作られるのですが、その過程でケトン体という物質を作り出して脳で消費しようとします。
しかし、そのケトン体からは脳が必要とするエネルギーの75%しか得られません。
このため、脳は栄養不足状態になり脳の機能低下が徐々に起こります。
筋肉の衰え
絶食(断食)から72時間が経つ頃にはエネルギーが足りないと脳はたんぱく質を分解してでもエネルギーを作ろうとします。
さらに基礎代謝を下げることで生命を維持しようとします。
すると筋肉は急激に衰え、痩せ細っていきます。
ここまでくるとカラダの機能全体が低下していき、最期に近い状態と言えるでしょう。