全ての短調による12の練習曲(Douze etudes dans tous les tons mineurs)
作品39 シャルル=ヴァランタン・アルカン作曲
フランソワ=ジョセフ・フェティス献呈
タイトル通り全12曲が短調で構成されており
全ての長調による12の練習曲 作品35と対を成している(フェティス献呈)

イ短調に始まり、下降五度循環により二短調、ト短調、ハ短調、ヘ短調
変ロ短調、変ホ短調、嬰ト短調、嬰ハ短調、嬰ヘ短調、ロ短調、ホ短調
となる

一番 あたかも風の様に イ短調 プレスティッシマメンテ
二番 モロッソのリズムで 二短調 リゾルート
三番 悪魔のスケルツォ ト短調 プレスティッシモ
四番 ピアノ独奏による交響曲 ハ短調 第１楽章 アレグロ・モデラート
五番 ピアノ独奏による交響曲 ヘ短調 第２楽章 アンダンティーノ
六番 ピアノ独奏による交響曲 変ロ短調 第３楽章 メヌエットのテンポで
七番 ピアノ独奏による交響曲 変ホ短調 第４楽章 プレスト
八番 ピアノ独奏による協奏曲 嬰ト短調 第１楽章 アレグロ・アッサイ
九番 ピアノ独奏による協奏曲 嬰ホ短調 第２楽章 アダージョ
十番 ピアノ独奏による協奏曲 嬰ヘ短調 第３楽章 蛮族風のアレグレット
十一番 序曲 ロ短調 マエストーゾーレンテメンテーアレグロ
十二番 イソップの響宴 ホ短調 アレグレット