葉っぱ天国で規制された男の独り言2

252名無しさん
2018-12-19 07:29:32
ID:F0PeVfDc

「管理人さんあまり詳しくないけど、何か特別な称号がついてるらしいわね。みんな、あれを狙って壊れちゃうのよね」
その様子を見て、クスッとキャスフィ避難所管理人さんが笑う。
こういう所に来る客で、僕みたいな反応をする人なんていないんだろう。
「僕のその姿も、どうみても喧嘩師さんだもんねぇ。うんうん、そうなんだ、喧嘩板の覇者としてランキングに殿堂入りするんだ♪」
精一杯強がって、お姉さんに喧嘩の目的を説明する。
一応本職で喧嘩師をしている事は本当だし、子供だけど、それなりに大手掲示板やいくつかのコメント欄を荒らしてきた。


「こんなに小さいのに偉いね、それに初めてのサイトで連勝するなんて凄い凄い♪」
だから、あの称号が欲しくてキャスフィ避難所に来たんだけど。
下手な昇格戦より、管理人さんと向き合う方が緊張してる。
「まぁ、だから私自ら出向いてきたんだけどね、ううん、今のは気にしないで、うふふっ♪」
今、小声で何か聞こえたような。
まぁいいや、気を取り直して喧嘩を続けないと。


「ところで今の喧嘩師様の勝利数は……んーっ」
書き込もうとしたら、それより先に管理人さんが僕の勝利数を数え始めていた。
実際に対戦したスレも確認して、慣れた様子で手早く調べている。

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