中日ドラゴンズ21世紀史

10ポップコーンお兄さん◆9Kg3jnYYfs
2020-04-17 15:46:23
ID:yAGd.ZPE(sage)

2005年
監督 落合博満(初就任 2年目)
セントラル・リーグ2位
79勝66敗1分 勝率.545

開幕オーダー
1 二 荒木雅博
2 遊 井端弘和
3 三 立浪和義
4 一 T・ウッズ
5 右 福留孝介
6 中 アレックス
7 左 井上一樹
8 捕 谷繁元信
9 投 川上憲伸

表彰選手
最高出塁率:福留孝介(.430、2年ぶり2度目)
最多セーブ:岩瀬仁紀(46S、初受賞)
ベストナイン:
荒木雅博(二塁手、2年連続2度目)
井端弘和(遊撃手、2年連続3度目)
ゴールデングラブ賞:
荒木雅博(二塁手、2年連続2度目)
井端弘和(遊撃手、2年連続2度目)
福留孝介(外野手、2年ぶり3度目)


2年目落合監督の元で連覇を目指すチームは、前年横浜で45本塁打を放ちホームラン王を獲得するも、契約がまとまらず退団したタイロン・ウッズを獲得する。ウッズの加入により厚みを増した打線は調子が良く、横浜との開幕戦をアレックスのサヨナラ満塁ホームランで制すと、翌日は横浜の守護神、佐々木主浩から高橋光信が逆転サヨナラ2ランを放ち連勝。開幕5戦目の神宮球場ヤクルト戦では、9回2アウトから代打森野将彦の同点3ランが飛び出すなど、破竹の勢いを見せた。投手陣も好調で、セパ交流戦直前まで20勝9敗の貯金11と、2位阪神に5ゲーム差をつけ首位を走っていた。
しかし交流戦前最後の試合だったナゴヤドームでのヤクルト戦で、ウッズがヤクルト先発藤井秀悟への暴行で10試合出場停止処分を受け、主砲不在のまま交流戦に突入する。ウッズがいなかった10試合はチームの得点力が大幅に低下し、完封負け3回、10試合の総得点は22まで落ち込んだ。ウッズ復帰後も打線に勢いは戻らず、創設1年目で当時12球団最弱とまで呼ばれた楽天にまさかの3連敗を喫するなど、最大11あった貯金を1まで減らし、3位に転落してしまう。6月は5連勝などで多少持ち直すも、交流戦は15勝21敗で借金6。首位に躍り出た阪神に3ゲーム差をつけられての2位に転落した。7月に入るとチームが再び上昇気流に乗り、エース川上憲伸はこの月4試合に登板し4連勝。防御率も0.61と気迫のピッチングを見せた。またウッズも月間打率.378と機能し、月間MVPを獲得。チームも12日の札幌巨人2連戦から、1分けを挟んで11連勝と、首位阪神を猛追した。
8月に入っても勢いは止まらず、9日の阪神との直接対決では5回表時点で1ー7と敗色濃厚だったゲームを、その裏に打者13人の猛攻で一挙9点を挙げひっくり返し、阪神のエース井川慶を粉砕。0.5ゲーム差に迫る。31日の直接対決でも4回までに7得点とまたしても井川を攻略し、0.5ゲーム差に迫る。しかしいずれの直接対決もその翌日から連敗し、首位浮上はならなかった。
9月に入ると、7・8月にフル回転した投手陣に疲れが見え始め、接戦のゲームを落とす展開が続く。再度の浮上はなく、最終的には優勝した阪神に10ゲーム差と大差をつけられての2位に沈んだ。


2005年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝利 敗戦 引分 勝率 差
優勝 阪神タイガース 87 54 5 .617 -
2位 中日ドラゴンズ 79 66 1 .545 10.0
3位 横浜ベイスターズ 69 70 7 .496 17.0
4位 ヤクルトスワローズ 71 73 2 .493 17.5
5位 読売ジャイアンツ 62 80 4 .437 25.5
6位 広島東洋カープ 58 84 4 .405 29.5

出典 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/2005年の中日ドラゴンズ
   http://www.dragons-otaku.com/playback/2005/

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