中日ドラゴンズ21世紀史

11ポップコーンお兄さん◆9Kg3jnYYfs
2020-04-17 17:53:23
ID:yAGd.ZPE(sage)

2006年
監督 落合博満(初就任 3年目)
セントラル・リーグ優勝
87勝54敗5分 勝率.617
日本シリーズ敗退
1勝4敗(対日本ハム)

開幕オーダー
1 二 荒木雅博
2 中 藤井淳志
3 遊 井端弘和
4 一 T.ウッズ
5 右 福留孝介
6 左 アレックス
7 三 立浪和義
8 捕 谷繁元信
9 投 川上憲伸

表彰選手
最優秀選手:福留孝介(初受賞)
首位打者:福留孝介(.351、4年ぶり2度目)
本塁打王:タイロン・ウッズ(47本、2年ぶり3度目)
打点王:タイロン・ウッズ(144打点、初受賞)
最高出塁率:福留孝介(.438、2年連続3度目)
最多勝利:川上憲伸(17勝、2年ぶり2度目)
最多奪三振:川上憲伸(194奪三振、初受賞)
最高勝率:川上憲伸(.708、初受賞)
最多セーブ投手:岩瀬仁紀(40S、2年連続2度目)
ベストナイン:
川上憲伸(投手、2年ぶり2度目)
タイロン・ウッズ(一塁手、2年ぶり2度目)
荒木雅博(二塁手、3年連続3度目)
井端弘和(遊撃手、3年連続4度目)
福留孝介(外野手、3年ぶり3度目)
ゴールデングラブ賞:
川上憲伸(投手、2年ぶり2度目)
谷繁元信(捕手、8年ぶり2度目)
荒木雅博(二塁手、3年連続3度目)
井端弘和(遊撃手、3年連続3度目)
福留孝介(外野手、2年連続4度目)


オープン戦19試合のチーム防御率が1.54と、優勝候補大本命とされた落合監督3年目の中日は、いざ開幕するといきなり苦境に立たされた。ドミンゴ、マルティネス両外国人の絶不調でスタートダッシュに失敗。4月30日の巨人戦では15失点を喫し大敗。またこの日の先発で前年8勝を挙げた中田賢一が右足内転筋を痛め戦線離脱。前年同様不安を抱えて交流戦へ突入した。
しかし、前年苦戦した交流戦がこの年は追い風となり、5月14日の楽天戦から4試合連続完封勝ちを収めるなど投手陣の調子が一気に上昇。特に開幕時は2軍だった3年目の佐藤充が、交流戦6試合に先発し5勝0敗4完投2完封と大活躍を見せた。前年は借金6に沈んだ交流戦だが、この年は20勝15敗の貯金5でフィニッシュ。好調だった巨人の失速もあり、首位に浮上する。
投手陣の好調は交流戦後も持続し、6月28日に佐藤充が球団新記録の5試合連続完投勝利を達成すると、7月6日には川上憲伸がリーグ最速でシーズン10勝に到達。朝倉健太も前半戦8勝を挙げるなど、見事な成績で前半戦を終える。5月以降のチーム防御率は3ヶ月連続で2.50を下回り、この間に19の貯金を作った。
後半戦は、6連勝で幸先よくスタートを切る。7月終了時点で2位阪神とは6ゲーム差をつけていた。8月11日からのナゴヤドームでの直接対決3連戦では、初戦を川上憲伸の力投で制すと、2戦目は打線大爆発で大勝。球団史上最速の96試合目でマジック40を点灯させる。3戦目も13得点の猛攻で阪神を粉砕し、ゲーム差は8.5。ナゴヤドームでの阪神戦は負けなしの9連勝と、このまま優勝まで独走するかと思われた。
しかし、ここまで絶好調だった投手陣に疲れが見え始め、8月23日からの4連敗を皮切りに、少しずつ貯金を切り崩していく。また、同様に黒星を重ねていた2位阪神が8月27日から6連勝で復活。1敗を挟んでまた5連勝と怒涛の追い上げを見せる。中日は、4ゲーム差とされて9月15日からの直接対決3連戦を迎える。初戦を川上で制すと、2戦目は当時41歳の山本昌が史上最年長でノーヒットノーランを達成。大事な直接対決を最高の形で乗り越える。
だが、それでも阪神は止まらない。翌17日から破竹の9連勝。中日も勝ち星を積み重ねるが差は縮まる一方。29日の甲子園直接対決に敗れ、ついにゲーム差を2とされる。しかし翌日は16日にノーヒットノーランを達成した山本昌が8回1失点の好投で踏ん張り、阪神の連勝をストップ。首位を守りきった。
その後は順調にマジックを減らし、10月10日の東京ドーム巨人戦を延長戦の末に制し優勝決定。落合監督が2度目の優勝を果たした。
タイトル面では、MVPの福留と4番ウッズで打撃3冠は独占。ウッズは本塁打、打点のチーム記録を更新した。
投手陣では最多勝のエース川上、史上初の2年連続40セーブの岩瀬がチームを引っ張った。
また、ベテラン陣の奮起も見事であった。山本昌のノーヒットノーランに加え、森野の台頭で控えに回った立浪和義が代打打率.321と勝負強さを発揮。お立ち台での涙も印象に残った。
日本シリーズは日本ハムとの対戦。初戦を川上憲伸で制すが、その後4連敗を喫しまたしても日本一には届かなかった。

出典 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/2006年の中日ドラゴンズ
   http://www.dragons-otaku.com/playback/2006/

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