中日ドラゴンズ21世紀史

8ポップコーンお兄さん◆9Kg3jnYYfs
2020-04-17 12:04:41
ID:yAGd.ZPE(sage)

2003年
監督 山田久志(初就任 2年目 シーズン途中で休養)
セントラル・リーグ2位
73勝66敗1分 勝率.525

開幕オーダー
1 右 福留孝介
2 遊 井端弘和
3 三 立浪和義
4 中 アレックス
5 一 クルーズ
6 捕 谷繁元信
7 左 井上一樹
8 二 荒木雅博
9 投 川上憲伸

表彰選手
最高出塁率:福留孝介(.401 初受賞)
最優秀中継ぎ:岩瀬仁紀(31.15RP、3年ぶり3度目)
ベストナイン: 福留孝介(外野手、2年連続2度目)
ゴールデングラブ賞:
立浪和義(三塁手、初受賞)
福留孝介(外野手、2年連続2度目)
カムバック賞:平井正史(初受賞)


山田監督の2年目を優勝で飾りたいチームは、現役バリバリのメジャーリーガーだったケビン・ミラーを獲得したがボストン・レッドソックスがミラーとの契約譲渡を要求。1度はミラーとの契約権は中日と認められたがMLBとの圧力とミラー本人がレッドソックスでプレーを希望したためやむなくミラーとの契約を解除した(ケビン・ミラー問題)。その翌日、中日はアナハイム・エンゼルスの外野手、アレックス・オチョアと契約合意し、23日に入団した。
ミラー問題の影響があったかどうか定かではないが、開幕カードの巨人戦には2勝1敗と勝ち越すも川上憲伸、朝倉健太の故障離脱にエディ・ギャラードの途中退団などで投手陣が崩壊し、中盤以降連勝と連敗を繰り返した影響もあり5月以降はこの年に快進撃を見せた阪神にゲーム差を引き離され横浜を除いた4球団とのAクラス争いとなる。シーズン終盤の9月、Bクラス転落の可能性が噂される中、9月7日に山田監督が判定への不服により審判への暴力行為で退場処分を受ける。2日後、山田監督のシーズン途中での突然の解任が発表され佐々木恭介ヘッドコーチが監督代行となった。佐々木監督代行のもとでチームは終盤以降盛り返し、最終的にはシーズンを2位で終えた。
この年に山崎武司とのトレードでオリックスから移籍した平井正史が12勝を挙げカムバック賞を受賞しミラーの代役のアレックス・オチョアがまずまずの成績を上げこの年リーグ優勝した阪神相手に唯一勝ち越したチームとなったがチームの本塁打数は137本でリーグ最下位と阪神の爆発力の前に霞んでしまった。外様の山田監督で失敗した経緯から、後任の監督には1993年まで中日に在籍したOBの落合博満が就任。落合新監督のもと、チームの体質改善が始まることになる。


2003年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝 敗 分 勝率 差
優勝 阪神タイガース 87 51 2 .630 -
2位 中日ドラゴンズ 73 66 1 .525 14.5
3位 読売ジャイアンツ 71 66 3 .518 15.5
4位 ヤクルトスワローズ 71 66 3 .518 15.5
5位 広島東洋カープ 67 71 2 .486 20.0
6位 横浜ベイスターズ 45 94 1 .324 42.5

出典 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/2003年の中日ドラゴンズ#

名前:

メール欄:

内容:


文字色

File: