「障害者は可哀そう」といった視点から、「何もできない・うまくいかないからこそ健常者と同じことをしてもらい、達成したことへの感動」といったように善意から障害者を下に見ているといっても差し支えない姿勢が問題になっており、清く正しい障害者としてのイメージを植え付け、感動を押し付けることへの問題点が表面化してきたともいえる。
昨今では「障害者の活躍の場」として使われてきた24時間テレビが、障害者を見世物にしているのではないかという批判もあり、感動や悲劇を「演出」している姿勢が批判の対象となっているのである。