俺様はnaoi5が何故このような荒らしを続けるのかという
疑問を解決するため、naoi5の故郷である三重県に向かった。
「まだ日本にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した掲示板パトロールゆかちゃんに失礼！だわ！と咎められた。

小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者でジャージ姿の俺様を監視する様に見詰めている。
高度成長だの、神武景気だの、オリンピックだので浮かれていた
俺様は改めて農村の現状を噛み締めていた。

ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
俺様を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「息子が申し訳ありません」と俺様に何度も土下座して詫びた。

俺様はこの時初めてnaoi5を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の貧しさが全て悪かったのだ。
俺様はnaoi5の母親から貰ったポケモンパンを手に、
打ちひしがれながら神奈川へと帰路についた。