窮竏「ふぅ」
窮竏はすぐに家に帰り、服を着た。もう次に殺すも巣ガイジは決まっていた。
金パブおねいさんこと珊瑚を探しに歩く。
窮竏「いた。おーい、珊瑚」
珊瑚は自己顕示欲の塊なので、自分を呼ぶ人がいた場合その人のもとへ音速で接近する能力を持っている。
珊瑚「きゅうりのおにいさん!セックスしよ!」
ふざけたことを抜かす珊瑚の顔に顔用剃刀で大きな傷をつけた。
窮竏「お前の大好きなリスカに使えるっていう剃刀だ、わざわざ買ったんだぞ」
窮竏はそう吐き捨てて珊瑚の顔をズタズタに切り始めた。
珊瑚「ひっ、ひぃっ!」
珊瑚は逃げ出そうとしたが、恐怖で足が動かなかった。気持ちだけ動こうとしたからか、中途半端に転んでしまい、尻餅をつく。
窮竏の笑顔が怖い、と珊瑚は思った。
そう、窮竏は人を剃刀でズタズタにしているのにも関わらず笑顔だったのだ。あまりにもそれが楽しかったのだろう。顔に切る範囲が無くなったと思うと、珊瑚を押し倒し服を脱がす。裸にさせたのだ。
珊瑚「っ!?!?!?」
裸を見られた恥ずかしさでか珊瑚は顔を真っ赤にした。もともと血で真っ赤だったのだけど。
本当に、本当に楽しかったのだろう、珊瑚の体まで切り始めた。リスカ傷で既にイカ焼き状態の手首は少し切りにくかった。
珊瑚はもう動かなくなった。抵抗する力も無くしてしまった。何より、今更逃げられたところでもう自分が助かるとも思えなかったのだ。
窮竏「楽しかった、もういいかな」
そう言って、窮竏は焦点のあっていない珊瑚の眼球を抉った。珊瑚は小さな悲鳴を漏らす。何もなくなった空洞に剃刀を突き立て、そのまま刺す。脳に傷をつけて殺すのだ。
窮竏「死ね」
窮竏が珊瑚の脳に傷をつけた時、もう珊瑚の意識はなかった。