鉄は、雨などの自然環境で水に濡れると、表面についた水分が鉄を溶解しイオン化しだします。つまり、ちょうどいい数の電子を保持しているのを邪魔され、イオン化現象が始まる
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水分は、空気中の酸素と溶け込み、鉄から電子を奪い「水酸化鉄イオン」になります。また、鉄は、電子を奪われてしまったため、「Fe2+」という「鉄イオン」になります。その鉄イオンからさらに電子がなくなり、Fe2+が「Fe3+」に変化する
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Fe3+は水分によって発生した水酸化鉄イオンを引き寄せ、その後水分がなくなり、「酸化鉄」というサビになるのです。これが、鉄が錆びるメカニズムらしい