>>7
09年頃だっけか、敷衍とか縷説とか反芻とか流行った時期があったよ懐かしいな
時代背景としては・・・そうだなァ
まず第一に喧嘩サイトユーザーの平均年齢は今よりだいぶ低かったと俺は思っている
今となっては「成人して就職して、まだ喧嘩師なんてやってンの?」とかいう意見が仮にあったとしても特別な違和感は感じないんだろうけど
昔はむしろ逆で「自分が高校生だとバレたら周りにナメられちゃう!」みたいな空気感があって、背伸びして大人のふりしてるヤツが多かったよ
最近の喧嘩サイトはSNSと半ば合併したような形態だけど、当時はバリバリのアングラだったからね
だからひとくちに「難語」と言っても、今と昔ではかなり水準が変化している
例えば咀嚼とか一般水準の教養を得ている大人なら普通に読めるわけだけど、当時の大人ぶってる中高生にとっては「何だこれ!古典か!?」って感じだった
そして難語厨が蠢いていた時代背景にはもう1つ柱があって
それが「チャットからのユーザー流入」だった
というのも、もともと難語でマウントを取るという小技はおそらくチャット喧嘩が発祥なんだ
難語が相手に与える主なダメージ成分は「意味を確認するための手間」なわけだから、リアルタイムで事が進むチャットのほうがより難語をぶつける効果は増すわけだ
そんなチャット畑で育った難語厨が掲示板に流入してきてさ、何なんだこの漢文!中国人とのハーフか!?ってみんな面食らったわけよ
でも掲示板だと普通に一呼吸おいて調べれば読み下せるわけだから、難語流喧嘩殺法の旬はマジで一瞬だったね
劣化版として「これ→此れ それ→其れ お前→御前」みたいな無駄変換流も少しだけ流行った気がする