異世界小説リレー

10名無し様
2018-05-01 08:30:45
ID:???

エラコフス「お…俺は……見た……」
ロア「おぉい、どうしたんだエラコフス。おいアンタら来てくれ!コイツの様子が!」

エラコフス「………ナバシ泥棒の犯人……お…おお……俺は見た…。見たんだ!まるで自分がした糞を手に取って見るように確実に……確実に見たんだッ!」
ロア「落ち着けバガー!─ッたく、昨日のババロンに厄介なヤクでも呑まされたのか!?」
エラコフス「ッガァハァァァ!やかましい!やかましい!俺は見たんだ!お前俺を異常者扱いするつもりかこの糞野郎!」
ルカ「あのなぁお客さんとりあえず落ち着きな…。話ィ聴くからさ、ほら」
エラコフス「……………
俺は……見た………異界から…無尽蔵にワイバーンを召喚しまくってる……黒ずくめの……召喚…師を……」
ルカ「そんなバカな。この国に魔術師紛いのヤツはいないだろう。
50年前の戦争が終結した際に『魔術禁令』が発令され、魔術師の類いは皆殺しにされたからな」
ロア「そうだぜ。俺はその当時自警団の団長だったからな、この国全体を調査し、『魔術師は絶滅した』との報告が入った。
魔術師はもうこの国じゃお目にかかれないぜ、エラコフスが見たのは幻E─」
エラコフス「世迷言を言うなァーッ!見てないからそんなことを言えるんだろ!あぁ!?この糞が!
あの召喚師がワイバーンを生み出し続けている限りナバシは不作だ!俺達は一生ナバシ酒を呑めんのさ!」

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