【#小説の基本】
小説を書く時に注意する点は、
[大]・地の文と会話文を使い分ける[/大]
これだけで大丈夫です。
地の文を使わない書き方としては『台本形式』という書き方がありますが、これは正確には小説とは言い難いです。
例としてあげるなら、
佐藤「今日の体育めんどくせーなー」
鈴木「そうか?俺は楽しみだぞ!」バッ
こんな感じです。
これではどういう状況なのか分かりづらく、読み手にも伝わりにくいのであまりオススメはしません。
しかし「簡単に小説を書きたい!」「シュールなギャグ小説にしたい!」という方はむしろ台本形式の方が都合が良い時があります。その変はおちおち説明していきます。
本題ですが、例えばこの文章
私は、太郎くんに好きだと言った。「僕も、君が好きだよ」太郎くんは笑いながら言った。
これは地の文と会話文がごちゃごちゃになってしまっています。
文章を書く基本として、「」は改行して書きましょう。それだけでだいぶ見やすさが変わります。
次に、最初の1文。
私は、太郎くんに好きだと言った。←この部分ですね。
これは地の文と会話文が混ざってしまい、作文のように単調になってしまっています。
「好き」の部分は会話文なので、他の文章とは混ぜないのが吉です。
以上の点を踏まえて、この文章を修正してみます。
【修正前】
私は、太郎くんに好きだと言った。「僕も、君が好きだよ」太郎くんは笑いながら言った。
【修正後】
「太郎くん、好き」
私は太郎くんにそう言った。
「僕も、君が好きだよ」
太郎くんはそう言って笑った。
こうするだけで、なかなか上手に見えますかね?