恐怖体験というかちょっと不思議な話

私のお爺ちゃんは私が2歳の時に亡くなりました。その後、母がお爺ちゃんの車(スバルの軽自動車)を乗り継ぐことになって、かれこれ十年以上乗っていました。
私の家の前は一本道なんですが、後から母の車が走ってきて、私を追い越す時に母の乗った車を見てみました。
助手席に初老の男性が乗っているのが見えて、車を下りた母に｢誰か乗せてたの？｣と聞いても、｢いや、誰も乗せてないよ｣と言われました。
その一ヶ月後、エンジンの不調でその車は壊れてしました。
私の家族はあまり写真を撮る人達では無かったので、お爺ちゃんの写真も私を抱いた一枚しかありません。
でもなんとなく、助手席に乗っていた人はお爺ちゃんだと思います。最後に娘と乗りたかったんだなあ、と後から母に言われました。