#イギリスは、1957年にEECを創設したローマ条約の当事国ではなかった。後に、イギリスは、1963年と1967年にEEC加盟を申請したが、いずれもフランス大統領シャルル・ド・ゴールにより拒否された[2]。ド・ゴールがフランス大統領を辞任すると、イギリスは3度目の加盟申請を行い、ようやく認められた。1973年1月1日にイギリスはEECに加盟し、広く共通市場としてイギリスを開放した。このことはエドワード・ヒースの保守党政権下で行われた[3]。ハロルド・ウィルソン率いる野党の労働党は、EECのイギリス加盟問題を再交渉しそのままEECに残るか国民投票を行うことを公約として1974年10月イギリス総選挙に臨んだ。