【一生に】本気で小説書いてみる【1回だけ】

11◆hJij/qAuN2
2017-01-04 04:50:08
ID:zyFRXLag

父「…せりなか?」
せりな「…ああ」
父「やっと電話出たな。三年ぶりだぞ…暴動事件以来、何度も電話かけたんだ。ったく心配させやがって次からもちゃんと電話にでろよっ!」
せりな「要件は何?」
父「今後の話をしてぇから一度実家に帰ってこい」
せりな「ヤダ、話なら今電話でしろよ」
父「ダメだ帰って来い!忘れたのか?もうすぐ母ちゃんの命日だぞ。……挨拶しに来い。いいな?」

三年と2ヶ月‐‐‐父親と喧嘩して飛び出した実家
久しぶりに帰省する

他人の人生を奪ってまで生きようとするヤツ、今まで通り普段と変わらない日常を過ごすヤツ…ただなんとなくそこにいるヤツ
どいつも終わりを受け入れようとしていない気がする
『ザッーーポーン,間もなくもすの巣~避難所ホール扉前』

--過去--
父「俺は見たんだこの目でッ‼青い空を…見渡せば広く晴れている青い空を…まだ人類が生きられる場所が残っているんだ!信じてくれる同志がいたら一緒にあの島を探してくれないか?」

  ケッ!何が青い空だ。

あるわけねぇだろそんなもん
                  毎度よくもまあ飽きずにバカな演説してやがる

                              青い空だの生きてる鳥だの絵空事ばっか並べやがって…

「とんだ嘘つき野郎だな」
せりな「……っ」
「……?なんだい?お嬢ちゃん」

母「せ…せりな!」
母「ごめんなさいっこの子ったらお父さんと間違えたみたいで」

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