俺は心底イライラしていた。「変なのがまた1人増えたよ···」ベッドに寝転がり、溜め息をつく。多分オリヴィエが魔界か何処かから引っ張ってきたんだろう。オリヴィエによく似た雰囲気を醸し出していた。しかも歳上っぽいし。「もういい!!寝る!!僕は寝る!!」考えるのも面倒臭くなり、俺は大きな溜め息をつきながら部屋の照明を落とした。