「四凶特撰隊」なるものが現れてから、何とも言えない空気が流れ続けている。
もう限界だ。俺はこういう明らかにスベッている空気は耐えられない。
「···少年。こんな時どうすれば良いのだろう」
アポピスがお手上げというような仕草をしながら俺に助けを求める。
「···笑えば良いと思うよ」
俺も場の空気に呑まれて意味不明な返答をしてしまう。
「それはエヴァン○リオンか」
「おお!!よく分かったなぁ」
珍しくオリヴィエがフォローしてくれた。
「アポピス、とりあえずあいつら倒しちゃって」
「了解した。」
アポピスが四凶特撰隊へ斬りかかった。
もうその後は知らない。倒したんじゃないの?俺は知らない。