ただ逞しい生長力のはたらくままに昨日の日射しの一筋づつを今日の自分の細胞に輝かしてたところをついに生き切ってある日ことんと倒れて死ぬ(ちなみにそのときも北半球高山帯の雪渓では夏の黒から純白の羽毛に変わった雷鳥が氷河時代を越えて生きた遺伝子をさらに明日へと運ぶため雪の上で威厳をもって飛んだり跳ねたり這ったりしている)