敗北を知りたい!!!!!!!!!

579天使
2017-08-23 00:48:50
ID:IMi.a/4s

>>576
なぜ二元論なのかということについては何度か記載しましたが、理解が及んでいないようなので再度説明します。
まず、今回二元論で論じている対象となるのは「不倫の善悪」です。そして、何を根拠とし不倫に善悪をつけているのかといえば日本の法律です。
不倫という行為を法律に照らし合わせて判断する場合、不倫は違法であるということは誰の目から見ても明らかなことです。
また、法律に照らし合わせて行われる判断には、違法もしくは合法というこれまた二元論で導けるものであり、この流れをそのまま不倫の善悪についても
当てはめているだけのことです。ただこの場では、不法=悪、合法=善 というおおよそ常識と思われる価値観を前提とし論を立てています。
(違法=悪、合法=善 というのは違うだろ という哲学的論争をしたければ別の場でしましょう この場では議論が余計に乱れるからです)
ですので、なぜ二元論なのかという問に端的にお答えすれば、法律というものが用意する判断として、違法・合法という2つの判断があり、
今回、私は不倫という行為を日本の婚姻制度という法の観点による意見を展開しているわけだから、そのまま法が用意する2つの判断を引き継いだために「善・悪」という二元論に収まったというわけです。

また、私は不倫という行為を法律のみを根拠に意見展開しているわけでありますが、これにより議論は極めてクリアカットなものとなります。
Cさんは、不倫という行為は法の側面のみから見れば悪かもしれないが、他の側面から見れば悪ではないと考える人間もいるだろう、というようなことを述べています。
それは当然その通りです。世の中には多種多様の価値観があり、それらすべての価値観が不倫を悪とみなしているとは到底言えません。
「不倫は文化だ」とまで言ってのけた芸能人もいるくらいですから。
それはさておき、善悪の議論ではっきりと結論を出すつもりなら、必要となるのが明確な判断基準であり、切り捨てるべきは曖昧な判断基準です。
人間一人一人の価値観を持ち出してそれも議論の中に含めてしまえば善悪の議論に終着点は見えてきません。
その一方で、法というものは判断基準として極めて高い有用性を備えています。個人個人の主観を排し、法のみを頼りに善悪を論じれば、善悪の議論にも決着はつくでしょうし、
またそれが、今回私が不倫という行為を「婚姻制度」に限定して意見展開をした理由となります。

さて、前置きが随分長くなりましたが、これから本筋に入り、より具体的な返答をしていきたいと思います。
まずCさんは、不倫は悪だという観念が存在することを認めた上で、その悪の程度に変動性はないのか?ということを聞いてきています。
繰り返しになりますが、私は不倫という行為を法という観点からみて意見展開をおこなっており、日本の婚姻制度のもとにおいて不倫は悪であるという観念は非変動的だと述べています。(>>514)
つまり、何度も言っていることですが私は今回不倫という行為を日本の婚姻制度という法の側面に限定して意見展開を行っている。
そしてCさんは自分で「統一されてるのは法的な面からみた場合だけだっつーの」といっています。
これはそのまんま私の主張を認めている発言じゃないですか。
私の「日本の婚姻制度のもとにおいて不倫は悪だという観念は非変動的だ」という主張に対して、「統一されるのは法的な面から見た場合だけ」などということを言ってしまえば、
私の主張を認めていることの何よりの証明ではないでしょうか。

さらに追撃しますね。
君は「悪だ」という考えが「ものすごく悪だ」に変わればそれは変動だということを述べています。
仮に今の法律では、不倫については単なる「離婚要件になる」くらいだとしましょう。
しかしそれが10年後に不倫は死刑だという決まりができたとしましょう。
これは君が言うところの、悪の度合いがより高まった状況になるわけですが、この悪の高まりに付随して法律も変わっているわけです。
そしてこれは不倫についての法律であり、不倫というのは婚姻者である人間しかおこなえない行為です。その不倫という行為に対する法律の変化は
婚姻制度の変化とも無理矢理にでも言おうと思えばいえます。
つまるところ、悪がさらに悪になった、という観念の変化に付随して、婚姻制度の変化もあったということが言えるわけだから、
私の「現在の婚姻制度のもとにおいては非変動的」という主張は依然として正当性を保ったままであることを理解してください。

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