敗北を知りたい!!!!!!!!!

670天使
2017-08-25 03:53:53
ID:XjFLoqps

>>668

「メディアの目的はともかくとして」なんていう前置きはありません。
シュリーフェンさんは一貫して、なぜメディアは犯罪でも犯したかのように不倫を報道するのか、という疑問に対しての考察しか書かれていません。
初めにシュリーフェンさんは、メディアは大衆に不倫はよくないことを伝えるために大々的なバッシングをしているんだという主張を展開されており、その主張の補強として社会学者らの学説を援用しています。そしてその主張に対して、ぼうずさんから「そうした理由ではなく、単に不倫バッシングは視聴率を取れるからでは?」という指摘を受け、本当の目的はそうだろうな、と返答されており一連の流れは終了しています。
この流れの中では、メディアの目的というものが前提にないどころか、メディアの目的についてしか論じられていないません。
シュリーフェンさんもぼうずさんも、メディアが不倫報道をする理由として、「民衆に不倫は悪ということを植え付けるため」や「視聴率を取るため」ということを挙げられているわけですから、この話の流れの中には「メディアの目的」というテーマでしか話は展開されておりません。
従って、「メディアの目的はともかくとして という前置きがある」なんていうのは間違いとなります。
繰り返し言いますが、メディアの目的というテーマでしか論じられていません。


>メディアが「不倫は悪だと世に知らしめよう!」という目的で動いてると主張するならそれはもう表の機能だよな?
>シェリーフェンの発言>>373-380は、主体(メディア)の目的(視聴率獲得など)とは独立して潜在的に発揮される機能・効果についてのものだ、と俺は読み取ったんだけど?

「表の機能だよな?」などと唐突に言われましても意味がわかりませんし、答えようがありません。
そもそも「表の機能」なんて言葉は誰がどこでどのように使っており、そしてどのような定義がなされているんですか?
私には見あたらないので教えて下さい。(返事なんてもういらないんですけど笑)

そしてさらに笑うべきは次の内容ですよ。
シュリーフェンさんの発言は、メディアの目的とは独立して潜在的に発揮される機能・効果についてのものですって?(笑)
バカも休み休み言ってくださいよ。返答することすら馬鹿らしく思えてくるじゃないですか。
いいですか?
シュリーフェンさんが今回のやりとりの中で取り上げている機能・効果は全て「メディア効果」です。
ラザースフェルド、マートンの「社会的規範の強制」、そしてガーブナーの「培養効果」いずれもメディア効果論という学問分野における「メディア効果」です。
そしてシュリーフェンさんがこれらの学説を持ち出したのは、自身の主張である「メディアが不倫は良くないということを民衆に伝えるため」という説を補足するために持ち出したものです。
つまり、メディアの目的は何なのかという問に答えるために持ち出してきた学説であり、なおかつこれらはメディア効果なわけですから、メディアの目的と独立している機能・効果ではありません。


ここまで三日間くらいに渡るやりとりをしていますね。(笑)
そして今回のやりとりで、争点となった点をまとめます。

1,「不倫は悪」だという観念は非変動的であるかどうか(前提:日本の婚姻制度という法の基準に基づいた場合)
立場 → 天使「非変動的だ」(>>541)  C「余裕で変動性あるでしょ」(>>542)
結論    → 非変動的(>>583

天使評論 → 私が法というものを前提として論を立ててることを見落としたがゆえの結果であろう。Cは法を基準とすれば観念は非変動的に異論はないと認める。また、私は法を前提として非変主張しているにも関わらず、法を前提としていないという状況を勝手に想定し「変動的だろ?」などと述べるCの言動は、やはり前提を見落としているか、もしくはそもそも前提というものがなんなのかを理解していない変態的アホのどちらかであると言える。

2,不倫の善悪を論じる際には、法以外の判断基準を考慮しなくていいのか(>>553)
立場 → 天使「しなくてよい」 C「考慮しなくていい理由はない」(>>553) 
結論 → 考慮しなくていい理由はある

天使評論 → そもそも善悪というものは、個人個人の多種多様な価値観によって様々であり、1つの行為を例にとっても善だと思う人もいれば悪だと思う人もいる。
善悪論で結論を導きたいのなら有力な判断基準を設定する必要があり、今回はその判断基準として法律を用いた。こうした中で法以外の判断基準を考慮すれば価値観の相違というだけの不毛な言い争いに終始することになるため、あえてひとつの判断基準を設け、それを頼りに善悪を論じることになんの問題もない。また、Cは「考慮しなくていい理由はない」と言っているわけだが、現に私は考慮しなくていい理由を述べているわけだから、理由はあるということになり、Cの発言は破綻していると言える。

3,法的根拠のみで培養理論を否定するのはおかしいか(>>573)
立場 → 天使「そもそも法的根拠のみの否定ではない」 C「法的根拠のみで否定するのはおかしい」 
結論 → 法的根拠のみの否定ではない

天使評論 → 私が培養理論を否定する際の根拠が、あたかも法的根拠のみであるかのようにCは発言しているがそれは間違いである。
培養理論を否定する理由として、①培養理論は既存の価値観に対して働きかけるという実験ではないこと。(>>574)②法的根拠(>>574)を用いている。
従って、法的根拠のみによる否定ではないということが言える。

4、シュリーフェンの発言は「大衆が不倫を忌避するのは培養効果が関係しているのでは?」といった内容であるか(>>583)
立場 → 天使「そういう内容ではない」 C「そういう内容である」
結論 → そういう内容ではない

天使評論 → シュリーフェンは>>355-377の問題提起の内容(①なぜ不倫は世間からバッシングされるのか。②なぜメディアは犯罪でも犯したかのように不倫を報道をするのか。)に返答する形で意見を述べている。そしてその主張は「メディアが不倫は良くないということを民衆に伝えるため」であることから、上記問題提起の②に対して返答している事がわかる。つまり、Cが「大衆が不倫を忌避する」というように表現している①のなぜ不倫は世間からバッシングされるのか、という問題提起に対してシュリーフェンは返答をしているわけではないのだから、大衆の不倫忌避と培養効果についての関連性は無いわけである。

5、法律は非変動的であるか(>>583)
立場 → 天使「変動的である」 C「非変動的である」
結論 → 「変動的である」

天使評論 → 法律は変わります。言うまでもありません。


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