「あんたに呪いをかけた」
「あんたは世界中の誰からもレイプされることだろう、時には拷問も受ける。最終的には来年の春を待たずして死ぬだろうさ」
「もしも一年を耐えきれなかったら、その時はお前さんの家族を拷問の末に殺そう」
「もしもこの一年を生き残れたら、その時は呪いを解こう」
「さあお嬢ちゃん、行ってらっしゃい」
~
あのお婆さんのにやけがおが、私の脳裏に焼き付いた。
夢であればどんなに嬉しかったか。股の間から走る痛みが、それを現実だと教えてくれる。
齊藤莉菜、中学三年生。私は今日学校の先生にレイプされた。