議題「金髪ピアスのV系バンドマンを、容姿を理由に面接で落とした企業に非はあるか無いか」

平沢水素は容姿については違法でもなんでもないしそれを理由に落とすことは人権侵害にあたると主張。三笠はそういう常識外れの容姿で面接に来る人は採用後の勤務状況等が疑われるので企業の裁量で落としても問題なしと主張。

私個人は落としても問題ないと思うがそれは置いておいて判定をする。

結局、平沢水素が自由と人権を根拠にして、三笠の常識論の根拠が甘いことを突き続け、三笠は防戦に回らされた。自由と人権そのものは否定できないので、企業の裁量と言おうとしていたが、その裁量が正当か不当かが議題なのだからやはり根拠薄弱。>>150でいきなりブータンが出てきたり（一応日本の話のはず）、>>212で帝国陸海軍とか戦時中と比べてみたりと書かないほうがマシだったような例がある。現実に起きていることだから是とできる根拠もなく、現実にたくさん起きていても非は非だとする水素が論理的。
平沢水素の勝ちですね。

ちなみに私が三笠の立場だったらこう主張するつもりだった。
合理的であろうとなかろうと容姿に偏見を持つ人間は少なからず存在し、その人がそういう容姿で顧客や取引先の対応に当たれば企業にとって不利益な結果となる。企業は利益を追求することが前提でそれに有用な人材を選抜する目的で採用試験を課しているのだから、容姿も有用か否かの判断材料の一つとすることは合理的である。