ちなみに、僕も喧嘩は面白いものだと思ってる側の人間だよ
ただし、マウントを取って優越感に浸りたいからという理由ではない。

喧嘩というやりとりそのものが面白いんだよね
具体的に言うと、相手から飛び出す予想だにしない考えを見るのが楽しい
「あー、なるほどそういうことか」って納得できる瞬間がなんとも言えないんだよね
そうして新しい発想に至ればもはや利益しかない
発想なんて何も喧嘩だけに使うものじゃないし、いろんなものに活かせる可能性あるじゃんか
だからこそ僕は喧嘩をするんだよ。

で、この予想だにしない考えっていうのは、べつに意見とは限らない
文体だったり言い方、語尾や言葉の使い方、ムード作りだったり駆け引き、たぶんそれらを含めて>>2のいう言葉遊びってやつなんだろうけど、そういうのが面白いんだよ
だから上で言った勝ち負けとか強さって、あくまでもレトリックに過ぎないと僕は思ってる
言い換えれば、喧嘩の面白さを引き立てるスパイスのようなもので、それ自体はさして重要じゃないんだよ
もちろん、煽りとかもそう。

ただ、この感覚って別に共通認識じゃないとも思ってるよ
だからさ、誰がどう思おうが自由で、別にそれで論破しようとも思わない
ただお互いに自分の意見を相手に伝えられれば僕は満足なんだよね
そうしてお互いが納得できるまで言い合うのが喧嘩なんじゃないのかなって僕は思います。

どうでもいいけど、それが特殊なコミュニケーションって言われる所以だと勝手に思ってるんだよな
だから、「根拠がないからやり直し！」みたいなさ、そういう違和感のある会話って良くないと個人的には感じるね
それが正しいと思ってること自体がなんか歪んでる気がするよ。