【AFP=時事】フランスのジャン・カステックス(Jean Castex)首相は14日、新型コロナウイルスの拡大を抑えるため、国内全土を対象に午後6時以降の夜間外出禁止令を出すと発表した。
【写真】ナントで、新型コロナ対策のため、歩行者に通行すべき方向を示す看板
外出禁止令は16日から少なくとも2週間にわたり継続する。フランスではこれまで、大半の地域で午後8時から、新型ウイルスが猛威を振るう東部などの一部地域では午後6時からの外出禁止令が出されていた。
カステックス氏は記者会見で、懸念されていた年末の連休後の感染急拡大は起きなかったものの、状況が今後悪化するようであれば新たなロックダウン(都市封鎖)措置が「滞りなく」導入される可能性があると説明した。
カステックス氏はまた、欧州連合(EU)域外から入国する渡航者に対し、72時間以内に発行された新型コロナウイルス陰性証明の提出と、7日間の自主隔離を義務付けると明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News
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