>>13
IQっていうのは例えばウェクスラー式知能検査に基づくと、
言語理解、作業記憶、知覚統合、処理速度っていうのがあって、
言語理解であるならば、言葉の理解、知識、表現力
作業記憶であるならば、一時的に記憶を保持し、操作する能力
知覚統合であるならば、目で見た情報を頭の中でまとめる能力
処理速度であるならば、単純な処理を素早くこなす能力
っていう感じになるんだけど、「毎日積木を積み上げたい」であるとすれば、目的の抽象度が低いっていうことになるから、抽象化能力が低いと推定できる。
で、この場合はレーヴン漸進的マトリックスが低いと推定できるんだけど、
このレーヴン漸進的マトリックスっていうのは、抽象化能力であり、一般知能Gと関係していると言われている。
一般知能Gっていうのは様々な知能の根底にあるものであって、これが高いと他の指標も高いのではないかと推定し得るって尺度だな。
わかりやすく説明すれば、国語の成績が良ければ他の成績も良いと推定できるというのと同じような感じ。仮に国語の成績が悪いのであれば、他の成績も悪いと推定できるような感じで、一般知能gというのは他の知能と関連された根底的な推定要素となっているっていうのがポイント。
だからある一つの要素を取り上げて「頭が悪い」みたいなことを言っちゃったりするんだけど、でもだからといって知能gに関係していそうな個別具体例が低いからといって、他のが高いという可能性もあるし、そこはよくわからない。
例えばギフテッドであれば、作業記憶の算数、知覚統合の行列、言語理解の単語、類似が高いと言われていて、ここに一般知能gとの関係が密接とされているけど、しかしだからといって、それだけでは推定できないこともあるし、お前のIQが低いかどうかっていうのは分からない。だがIQは低そうではある