「常識陣」

623寝るとダウン
2023-11-14 16:11:45
ID:T5RZQAKE

「ネット空間で行われる欲望の生産と消費の裏側には、現実空間の「孤独者の対話と快楽」が存在している。「多くの人々がネットで創作を始めた理由は、孤独やストレスの解消、あるいはだれかとコミュニケーションを取りたいという欲求のためである」。現実空間において孤独な個人は、ネット空間で不特定の人々とのバーチャルなコミュニケーションを求め、そのコミュニケーションを通して一時的に欲望は満たされ、孤独感が解消される。しかし、ほとんどの場合、ネット上のコミュニケーションはそのまま現実の人間関係を築き上げることができず、現実において彼らは相変わらず孤独で欲望が満たされない。そうした空虚に終わるバーチャルのコミュニケーションは「孤独者の対話と快楽」である。」
 
 
→「ネット小説が創作される理由」についてのこの分析は、別のスレッドで白鳥氏が述べている実感とも符合します。

「俺も10年前に殺伐連中が部落に居座ってダラダラ喋る雑談スレを何度も荒らしたことはあったが、どれだけ糾弾してもあいつらの重い腰が上がることはなかった。/だがこれだけの歳月を経ると流石に共感してしまうものがある。/青春時代を通過して社会人になり、ある時期に掲示板を離れ、クソみたいな社会に揉まれながら人生を歩んでいると、当時を振り返りたくなる時期がくる。/そしてまた足を運ぶわけだが、しかしもう当時栄えた居場所は廃れ、世代は替わり、知らない奴らが昔の自分と同じことをしている。/感慨や感傷に浸りながらしばらく眺めていると、顔見知りが何人かちらほら。当時、世代の近かった同じ時代を生きた連中だ。赤ん坊が成人になるほどの刻を跨いで尚、同じ顔ぶれが目の前にいる。そうなると他人に対する興味が膨れ上がってきて喧嘩どころじゃない。/今だから分かるが、あいつらは昔遊んだ公園のベンチに腰を下ろして当時を語らえる相手と酒を酌み交わしている。それがたとえ当時の憎い相手でも。/時の流れには勝てないということだな。」(https://jeison.biz/casphy/bbs/read.php?cate=kenka2&mode=thread&no=18469&res=32)
 

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