そもそも、ある小説が「未完」かどうかを誰が決めるのでしょうか……アハハ!作者が「この小説は完結した」と思えば完結で、そうでなければ未完なのか。しかし、そうだとしても、いや、それだからこそ、それを明示してない作品では、読者には完結か未完かを決定するすべは無いことになる…… ちなみに、現代の文学世界では「作者の死」ということが言われ、作品を作者の意図に還元するのは時代遅れです。むしろ読者の積極的な解釈こそが作品形成の真のプロセスであって……しかし、こんな作品どうしろっていうんだよ!!