堂本香織です

84名無しさん
2022-03-28 13:53:19
ID:BHKtwitQ(sage)

ついでに、戦艦三笠が自らの小説「ちょっと逝くわ」第三話において小説を大きく逸脱した様式で批判している「嵐隊長」にも言及しておきましょう。嵐隊長といえば、葉っぱ天国で「小説の批評」を通じて住民に対するジェノサイドを行っていた「スミレ」に殺害された人物として人々に記憶されています。しかし、インターネット上で“殺される”などということが本当にありえるのでしょうか?

女子プロレスラーの木村花さんがTwitterをはじめとするネットの誹謗中傷によって自ら命を絶ったのは記憶に新しいところです。「現実」の世界の身体的な戦いにおいてはその辺の男にも引けを取らない木村さんがネット上の「言葉」によって自害に追い込まれる。これは、身体的・生物的な「生命」や心理学的・認識論的な「私」や「自我」や「意識」などというものよりも遥かに重要なものがこの世には存在し、それを守るためには「生命」や「私」を失っても構わない――そんな局面がこの世界には存在しうる、ということを端的に示しています。そうした、「生命」や「この私」などよりも遥かに重要なもののことを「魂」と呼び、小説や批評の目的は「魂を唯物論的に擁護すること」だ、としたのが文芸・映画評論家の蓮實重彦でありました。そんな「魂」を、あろうことか本来「魂の擁護」に用いられるべき「小説の批評」を通じて毀損し、破壊し続けたのが葉っぱ天国の喧嘩師「スミレ」だったのです。そのスミレがある日、キャスフィ避難所喧嘩板に単身、殴り込みに来ました。

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