>>20認識によって客体化された対象の形質は認識の形式に依存します。あなたが見ているものの形質はあなたの5感に依存しているということです。我々の5感がまったく当てにならないということは言うまでもありません。勘違いや見間違いに代表されるように、我々が認識しているものの形質は容易に変わります。仮に存在Xが我々に認識できてしまえば、存在Xは認識形式によって如何様にもその姿を変えてしまうのです。そんなあやふやな存在に真理を委ねることはできません。不変という条件を重視するのであれば、ですが。